この記事では「ご不明点等ございましたら」について解説をします。
「ご不明点等ございましたら」とは?意味
わからないところ、明らかでないところがあったなら、といった意味です。
「ご不明」は「不明」に「ご」をつけた言葉で、わからないこと、はっきりしないことという意味です。
「ご」は相手の行為や持ち物を表す語について、その人に対して尊敬の意を表します。
「等」は、一例をあげたり、いくつかのものを並べたりして、他にも同じ種類のものがあることを表す語です。
「赤や黄色等の葉」といった使い方をします。
この場合は、赤や黄色だけでなく、それ以外の色の葉もあるという意味合いになります。
「ございましたら」は「ございます」に「たら」をつなげた言葉です。
「ございます」は「ある」の意を丁寧に表現したものです。
「たら」は、実現していない事柄を仮に実現したと考えて示す際に用います。
「ご不明点等ございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手にわからないことがあるだろうと考えて用いるものです。
「ご不明点等」は「ご不明な点」と表現することもできます。
「等」は一例をあげたり、いくつかものを並べたりして、他にも同じ種類のものがあることを表す際に用います。
「ご不明点等」とすると、わからないところのことだけでなく、他にも何かあるだろうという意味合いになります。
わからないことだけを指す場合には「ご不明な点」とし、「等」は用いません。
「たら」の後には言葉が続きます。
後に続く言葉は、たいていは尋ねてくださいという意のものです。
使われる事柄は、製品の扱いについて、状況の説明について、セミナーや講演の内容についてなどです。
これらについて、聞き手にわからないことがあるであろうと想定して用います。
聞き手はどのような方法で尋ねたらよいのかを明確に示しておきます。
電話やメールなど、いくつかの方法が考えられます。
電話やメールの場合は、対応できる時間が決まっていることもあると思うので、その場合は対応可能な時間も示します。
「ご不明点等ございましたら」を使った例文
・『ご不明点等ございましたら、お問い合わせください』
「ご不明点等ございましたら」の返答や返信例
わからないところがあったなら話し手に尋ねます。
わからないところがないなら、返答はしません。
大勢に対して用いられることもある言葉です。
まとめ
この言葉は、聞き手にわからないことがあるだろうとして用いるものです。
わからないところが出ないように説明することが大切ですが、もしもわからないところが出てきてしまったなら、相手からの問いかけに答えてあげましょう。