この記事では「身体が資本」という言葉について説明していきます。
「身体が資本」とは?
身体があってこそ仕事ができるという意味で、何一つ病気や痛みがない状態が理想ではありますが、そこそこ健康でないと仕事もできないということになります。
この場合の健康に関しては人それぞれで自分の平均値との比較と考えたほうが良いでしょう。
特に身体が資本という言葉は肉体労働に対して使われやすい言葉ではありますが、パソコンの入力業務に関しても身体を使っての仕事ではあり、完全に頭だけでできるという仕事はないともいえます。
なお、身体が資本という言葉は動物であれば使えないことはないと言えます。
ロボットやAIに関してはかなり難しいでしょう。
「身体が資本」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「健康に気をつけて欲しい」という意図、ねぎらいのニュアンスも含んで「身体が資本ですから」という使い方をする言葉で、ビジネスの場であれば健康にかかわる仕事で使うことはありますが、それ以外では同僚や上司へのねぎらいなどであり、業務そのもので使う言葉とはやや離れているといえます。
接客において使うケースも薬局および健康にかかわる商品を扱う店とそれ以外では大幅に使用頻度が異なる言葉といえます。
家族の会話などでもいたわり、ねぎらいの用途で使うことはありますが、学生に対してはあまり使われません。
「身体が資本」を使った例文
・『皆さんは身体が資本でもあるので怪我にはくれぐれも気をつけてください』
工場での労働での朝礼などでの用例です。
安全については工場においては非常に重視されるポイントなのでその中で含まれることはあります。
・『お父さんは身体が資本なんだからいっぱい食べて』
家族間の会話例です。
体作りという方向性での使用例と言えます。
・『身体が資本なので休むときは休むようにしています』
運動部などでの使い方です。
運動部は直接お金を得てはいませんが運動し続ける資本などとも言うことはできます。
「身体が資本」の類語や言いかえ
「身体が原資」「身体があってこそ」「無事でこそ」「健康ならでこそ」などが挙げられますが、「身体が資本」の方がこの意味合いでは代表的といえます。
「身体が資本」の類語
「命あっての物種」は類語とはいえますがより危険なシーンでの言葉となります。
「身体が資本」の敬語
「お体があってのことですので」などとすると敬語として使うことができます。
「お身体が資本ですので」でも丁寧にはなります。
まとめ
身体が資本という言葉はビジネスの場よりはプライベートに寄った言葉ではありますが、ジムのトレーナー、健康関連の職種であれば使う機会はかなり多くなると言えるでしょう。