「お時間を頂きありがとうございました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お時間を頂きありがとうございました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お時間を頂きありがとうございました」という言葉について説明していきます。

「お時間を頂きありがとうございました」とは?

自分または自分たちのために時間を使ってくれてありがとうという意味で、「頂き」はもらうという意図で漢字表記できるため、この場合は時間をもらったという見方ができるため漢字表記も可能です。

ただし平仮名表記であれば失礼ということはなく、不安に感じたら平仮名表記でかまわないでしょう。

「お時間を頂きありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

面談や商談をはじめる際の挨拶または別れ際の挨拶として使うケースが多いですが、イレギュラー的に人に手伝ってもらう、助けてもらうというケースでも使うことはできます。

面接で面接を受ける側に対して使うこともあります。

接客においては訪問による接客、対面接客などで使うことがあり、少なくとも5分程度からこの言葉が使える時間と考えられます。

こちらは口頭で伝えることが多いでしょう。

アンケートに答えてもらったという時にも使うことはあり、街頭であれば口頭で伝えることもあります。


「お時間を頂きありがとうございました」を使った例文

・『本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました』
商談、面談などをした際の使用例です。

特に日程が決められている時により使いやすい言葉です。

・『お手数をおかけしました、そしてお時間を頂きありがとうございました』
OA機器の操作やパソコン操作、故障などで他の人に助けてもらった際の例文です。

・『皆さん、今日はお時間を頂きありがとうございました』
会食での使用例と言えます。

「お時間を頂きありがとうございました」の類語や敬語での言いかえ

「来てくれてありがとう」でも類語として通るケースはあります。

言葉も近い「お時間を割いて頂きありがとうございました」も挙げられ、意図は近いものの逆の類語と言える「お時間を取らせてしまい申し訳ございません」も挙げられます。

「お時間を頂きありがとうございました」の類似表現

「集まってくれてありがとうございました」「来ていただいてありがとうございました」「お話を聞いて頂きありがとうございました」はシチュエーションが近く類語と言えます。

「お時間を頂きありがとうございました」の敬語表現

もともと敬語ですが「貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました」とするとより丁寧になります。

「お時間を頂きありがとうございました」の返答や返信例

例えば楽しい催しであれば「こちらこそ楽しかったです」など内容の感想の意図を伝えるのがベターでしょう。

まとめ

お時間を頂きありがとうございましたという言葉は接客では商品説明で使い、イレギュラーで人を待たす際には使いません。

会食などの場でも使える言葉です。