この記事では、「資産状況」というビジネス用語の意味・使い方・例文・類語などを分かりやすく解説していきます。
「資産状況」とは?
「資産状況」とは、「あなたが保有している財産の状況」を意味しています。
「資産状況」というビジネス用語は、「あなたがどんな種類の財産をどのくらい保有しているのかの状況」を指しているのです。
「資産状況」において「資産」に分類されるものには、「現金・預貯金・有価証券の株式や債券・投資信託・外貨・不動産(土地や建物)・自動車・機械・知的財産権」などがあります。
これらの「資産」を、「どのくらいの金額(時価)で持っているのか」ということが「資産状況」なのです。
「資産状況」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「資産状況」という用語のビジネスでの使い方は、「個人・法人がどのような種類の財産をどれくらいの金額(評価額)で持っているのかの状況」を意味して使う使い方になります。
一般的に「資産状況」という場合には「負債・負債状況」を含まずに使いますが、「資産(総資産)」と「純資産」を区別して使うときには変わってきます。
「総資産」の意味で「資産状況」使うのであれば、「総資産=純資産(返済しなくて良い正味財産)+負債」の等式が成り立ちます。
その場合、「資産状況」には「純資産と負債の双方が含まれている」という使い方になるので注意が必要です。
「資産状況」を使った例文
「資産状況」を使った例文を紹介します。
・『私の妻の資産状況は私よりもプラスが多い状態で、特に積み立てNISAで買っている投資信託が上がっています』
・『ある会社の株を買う場合には、前もって負債と合わせてその会社の資産状況をよくリサーチしておくべきです』
・『貸借対照表を作成することによって、個人でも会社でも一目で資産状況を把握することができます』
「資産状況」の類語での言いかえ
「資産状況」とよく似た意味合いを持つ類語・類義語を紹介します。
「資産状況」の類似表現
「資産状況」と似た意味を持っている類似表現として、以下のような言葉を挙げることができます。
・『財務状況』……企業の資金繰りや損益・負債などの状況。
・『アセット・アロケーション』……保有している資産をどのように配分しているのかという状態。
「資産状況」の英語表現
「資産状況」というビジネス用語を英語で表現すると以下のようになります。
・『financial status, financial conditions』……資産の状態・状況。
金融資産をどのように配分しているのかの状態。
まとめ
この記事では、「資産状況」という言葉の意味や使い方、類語、英語表現などを紹介しましたがいかがでしたか?「資産状況」について詳しく調べたいときは、この記事を読んでみて下さい。