「ルートセールス」と「営業」の仕事の違いをチェックしていきます。
未来の仕事選びの参考にしてください。
「ルートセールス」とは?
ルートセールスとは顔なじみのお客さんを回って、フォローや新商品をすすめる仕事をしています。
定期的に得意先を訪問して、困っている点はないか、悩みに寄り添えるサービスはないか、一緒に考えていきます。
企業によっては同様の職種を、ルート営業またはラウンダーと呼んでいます。
ルートセールスの魅力は、色々なお客さんに慕ってもらえること。
飛び込みで営業をする訳ではないので、心理的な負担も少ないです。
相手の要望に耳を傾けるスキルが求められるので、きめ細かく仕事できる人が向いています。
「営業」とは?
営業とは、自社の商品やサービスを新規のお客さんに売り込む仕事のこと。
昔は電話や飛び込み営業が主となっていましたが、最近ではSNSやメールを通じた営業など、その手段も幅広くなっています。
展示会に参加して法人のお客さんに、新製品を知ってもらうのも営業の大切な仕事のひとつになります。
営業職はノルマがあって大変というイメージがありますが、実際はそうでもありません。
汗をかいた分だけ、数字としてはね返ってくるやり甲斐のある仕事です。
企業によっては売上達成できると、特別手当が支給されるところもあり、モチベーション高く仕事に向き合えます。
体力と知力に自信がある人に、向いている仕事です。
「ルートセールス」と「営業」の仕事の違い
「ルートセールス」と「営業」の大きな違いは、どのようなお客さんを相手にしているかです。
ルートセールスは既に取引をおこなっている、古いお客さんを扱います。
長く自社の商品を愛用してもらえるように、きめ細かくサポートします。
新製品が出れば、その案内をすることもあります。
一方で営業は新しいお客さんを掘り起こす、開拓作業をおこないます。
興味がまったくない人、あるいは少しでも関心をもってくれた人をターゲットに、アプローチをおこなっていきます。
「ルートセールス」と「営業」の仕事の違い(給料面の考察)
ルートセールスの年収は、400万円から600万円くらいです。
どの業種で働くかによっても、大きく給与は変わってきます。
そして営業は500万円から600万円くらいです。
会社によっては売上に応じて、給与が上がるところもあるので、これより多くもらっている人もいます。
どちらもやる気さえあれば、未経験でも始められる業種です。
まとめ
「ルートセールス」と「営業」の仕事について、おさらいしました。
ルートセールスとは取引のあるお客さんの元を尋ねて、フォローをする仕事です。
そして営業は新規のお客さんを開拓していく、情熱的な仕事をしています。
仕事選びのヒントにしてください。