「サポートダンサー」と「バックダンサー」の違いとは?職業や仕事(ビジネス)を分かりやすく解釈

「サポートダンサー」と「バックダンサー」の違い 職業の違い

「サポートダンサー」「バックダンサー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「サポートダンサー」とは?

「サポートダンサー」とはアーティストをサポートするためのダンサーです。

アーティストのパフォーマンスを盛り上げるために、歌っていたり演奏している歌手やバンドであったり、最前列で踊りを披露しているダンサーの後ろで踊ることが基本的な仕事になります。

「サポートダンサー」は一回のライブごとに変わるものではなく、継続してサポート役として付いていくことが多い職業です。

アーティストがライブツアーするなら各地へと付いて回り、各地でのライブで盛り上げ役引き立て役としてダンスします。

ツアーが終わった後は他のアーティストの下へ派遣されますが、元のアーティストがまたライブするとなったら、そのアーティストへと再度派遣されることも多いでしょう。

「バックダンサー」とは?

「バックダンサー」とはライブなどでメインのアーティストの引き立て役として、踊りを披露する仕事です。

基本的には後ろで踊るので「バックダンサー」と呼ばれますが、アーティストのダンス次第では左右や前に出て、アーティストを引き立てる演出をすることもあります。

「バックダンサー」は基本的に複数人で行うものですが、「バックダンサー」としてグループを組むことはまずありません。

「バックダンサー」の派遣会社や、アーティストの所属事務所が抱えているダンスができる所属員を派遣して集めた集団が「バックダンサー」になります。

なんらかのアーティストのお付きになっている「サポートダンサー」も、担当アーティストがライブを開催していないなら「バックダンサー」として活動することが多いです。


「サポートダンサー」と「バックダンサー」の仕事の違い

「サポートダンサー」「バックダンサー」は、どちらもアーティストの活動を盛り上げる引き立て役としてダンスするのが仕事ですが、継続的か単発的かというのが違いとしてあります。

「サポートダンサー」はアーティストがライブ活動やPV撮影などをする度に出番がありますが、「バックダンサー」は一度限りということが多いでしょう。

連続して同じアーティストに同じ「バックダンサー」が付くこともありますが、それは偶然同じ人が選ばれたというだけであり、「サポートダンサー」のようにサポートのために追従させているわけではありません。

まとめ

「サポートダンサー」「バックダンサー」を区別していないプロダクションも少なからずあります。

ですが区別している企業では、継続的に引き立て役として付いて回らせるか、単発ごとの引き立て役かで区別していることが多い傾向です。

また「バックダンサー」は売れていないアーティストがトレーニングの合間に下積みとして行うこともあります。

しかし「サポートダンサー」は長期拘束されがちなので、メインのアーティストは目指さず、サポートするダンサーという職業として行う人も多いです。