「ご連絡させていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご連絡させていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

「ご連絡させていただきます」というビジネス用語について「意味・使い方」を説明して、「例文・類語・英語」を紹介していきます。

「ご連絡させていただきます」とは?言葉の使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご連絡させていただきます」とは、「連絡させてもらうこと」を示す敬語です。

「ご連絡」「させていただきます」が二つ使われているため、「二重敬語」だと誤解される場合もあります。

しかし、この言い回しでは「ご連絡の丁寧語」「させていただくの謙譲語」の違う種類の敬語を組み合わせていて、文法的な間違いの「二重敬語」には当たりません。

「ご返事(ご訪問)させていただきます」なども同様に「二重敬語」ではありません。

この言葉の使い方の注意点は、「相手に自分の行為の許可をいただく場合+相手にとっても自分の行為の必要性やメリットがある場合」にかぎり使用される点にあります。

「ご連絡させていただきます」を使った例文

・『違約金の支払い義務がなくなる契約終了の一か月前にご連絡させていただきます』
・『可能であれば平日の日中にご連絡させていただきたいのですが、ご都合が悪ければご希望の連絡日時をお知らせくださると助かります』
・『お客様がご予約されている商品が当店に入荷いたしましたら、できるだけ早くご連絡させていただきます』


「ご連絡させていただきます」の類語での言いかえ

この表現の類語による言いかえを紹介します。

これらは「ご連絡させていただきます」と同じく、すべて「敬語表現」にもなっています。

「ご連絡させていただきます」の類似表現

・『お知らせさせていただきます』
「目上の相手に対して、何らかの情報・通知について知らさせてもらうこと」を意味している敬語表現です。

知らせる手段については特定していないので、「対面・電話・メール(LINE)」などで知らせることができます。

・『ご報告させていただきます』
この敬語表現は、「相手が必要としている情報などについて、告げさせてもらうこと」を意味しています。

「ご一報させていただきます」という言い回しで伝えても同じ意味になります。

・『お電話させていただきます』
「返事などのために、相手に電話させてもらうこと」を示している敬語です。

目上の相手にお伝えする手段を「電話」と特定している言い回しであるため、相手に知らせるときには電話をかけることになります。

・『ご返信させていただきます』
「メールなどの返信をさせてもらうこと」を意味している敬語です。

敬意を払うべき相手に返事する手段を「書き言葉であるメール(LINE)」に限定しているので、「話し言葉」で返事をする時には使えません。

「ご連絡させていただきます」の英語表現

「ご連絡させていただきます」を英語で表現すると以下のようになります。

“I will contact you”
“I’ll be in touch with you”

まとめ

「ご連絡させていただきます」の意味・使い方・英語などを紹介しましたがいかがでしたか?「ご連絡させていただきます」というビジネス用語・敬語の言い方について詳しくリサーチしたい人は、この記事の内容をチェックしてみてください。