この記事では「載せておきます」という言葉について説明していきます。
「載せておきます」とは?
単にテーブルや机の上においておくという意味でも使われ、この場合は十分な敬語と言えます。
別の人からの文章をより広い人に向けた印刷物やホームページに掲載する際に最初に文章を書いた人に掲載の意志を伝える時に使う言葉でもあり、この場合はある程度親しい関係で使われる言葉で、目上の人などにはより丁寧にした言葉である。
「掲載させていただきます」などとしたほうが良いでしょう。
「載せておきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
物を物の上に置くという場合でも使われることは多く、「机の上に載せておきます」「荷室に載せておきます」などの使い方ができ、「置いといて」と言われた際の返答として、どこに置いたかを伝える意図で使うこともできます。
文章を載せるというケースは業種によって使う頻度がかなり異なりますが、「掲載させていただきます」とすることが一般的なため、さらに使う機会は少ないでしょう。
接客においては荷物を車に乗せるというケースなどで「こちらに載せておきます」というような使い方があります。
客の書いた文章を掲載するという意味ではまず使われないでしょう。
「載せておきます」を使った例文
・『名前の書かれたチョコレートを真ん中に載せておきます』
ケーキ屋での使用例で、誕生日ケーキなどで使われる言葉です。
この場合「載せておきます」で敬語として十分でしょう。
・『執筆ありがとうございました、ホームページに載せておきます』
ホームページに記事を書いてもらったお礼の使い方です。
「掲載させていただきます」でも問題ないとは言えます。
・『荷室に載せておきますね』
レジからの買った商品を車に積むというケースでの使い方です。
「載せておきます」の類語や敬語での言いかえ
物に物を置く場合「置いておきます」「載せます」などが挙げられますがそう類語は多くありません。
文章を掲載するという意味では「掲載いたします」「(記事を)使わせていただきます」も類語と言えます。
「掲載させていただきます」が最も使いやすいでしょう。
「載せておきます」の類似表現
物の場合「積んでおきます」も状況によっては類語と言えます。
文章の場合は「掲載いたします」というような「掲載」という言葉が入ったほうが類語になりやすくはあります。
「載せておきます」の敬語表現
物の場合はこのまま敬語として使えます。
文章の場合は掲載させていただきますがより丁寧な言葉と言えます。
「載せておきます」の返答や返信例
手間などに対しての感謝の意を伝える、よろしくおねがいしますという意図を伝えるという点では物に対しても文章に対しても同じ返答ができます。
まとめ
載せておきますという言葉は文章に対してか物に対してかで意味が異なる言葉で敬語の使い方もやや異なります。
物に対してのほうが使う機会は多いでしょう。