この記事では「混乱を招くようなこと」について解説をします。
「混乱を招くようなこと」とは?意味
整理がつかなくなるようなこと、わかりにくいことを引き起こして、という意味です。
「混乱」とは、さまざまなものが入り乱れて秩序がなくなること、いろいろなものが混じって整理がつかなくなることです。
「招く」には、悪い事柄を引き起こす、もたらすという意味があります。
引き起こすという意味では、よい事柄ではなく、悪い事柄についていいます。
「よう」は推量・想像の意を表したり、実現の可能性の意を表したりする語です。
この場合は、おそらく混乱したであろうと想像をしています。
「混乱を招くようなこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、わかりにくいことを引き起こしてしまったとき、いろいろなものが入り混じって秩序がなくなってしまったときに使用をします。
この言葉自体は敬語ではないので、目上の人や取引先の相手、お客様などに対して述べるときには、「こと」の後に続く言葉を丁寧にします。
話し手が混乱するようなことを起こした場合も、話し手以外の人が混乱するようなことを起こした場合にも用いることが可能です。
話し手が混乱するようなことを引き起こしてしまった場合には、「こと」の後には謝罪の言葉が続くことが一般的です。
秩序を乱されてうれしい人はいないことでしょう。
相手に迷惑をかけてしまったので、謝罪の言葉が続くのです。
謝罪を述べるだけでなく、何が原因だったのか、今後はどうするのかも伝えると、お詫びの気持ちが伝わりやすくなります。
話し手以外の人が混乱するようなことを起こした場合だと、たいていは部下に対して使用をします。
「混乱するようなことを起こすな」と叱る意味で使用するのです。
そのため「こと」の後には叱る言葉が続いたり、今後はどうしたらいいのか考えさせるような言葉が続いたりします。
「混乱を招くようなこと」を使った例文
・『混乱を招くようなことをしてしまい、申し訳ありませんでした』
・『混乱を招くようなことをしないでください』
「混乱を招くようなこと」の返答や返信例
この言葉を述べたものが混乱を招くようなことをした場合には、謝罪の言葉が続けられるはずです。
その場合には、許しの言葉や、今後の対応についてを伝えます。
こちらが混乱を招くようなことをして、叱られるときにいわれたのなら、謝罪の言葉を述べます。
まとめ
仕事は複雑で、ときには整理がつかなくなるようなことを招いてしまう場合があります。
この言葉は、そういったときに用いるものです。
混乱することを起こしたのが、話し手の場合もそれ以外の人の場合も使用できます。
