この記事では「ご遠慮なくお問い合わせください」について解説をします。
「ご遠慮なくお問い合わせください」とは?意味
慎み控える必要はなく、不明な点などを聞いてくださいという意味です。
「ご遠慮」とは「遠慮」に「ご」をつけて丁寧にした言葉です。
遠慮には、慎み控えるという意味があります。
たとえば、「これをどうぞ」と何か物を差し出されたときに、もらっては悪いだろう、度を越した態度をとってはいけないなど思って、「いや、いいです」などとすることが遠慮です。
「お問い合わせ」は「問い合わせ」に「お」をつけて丁寧にした言葉です。
わからないところ、はっきりしないところなどを聞いて確かめるという意味があります。
「ください」には相手に何かを要望する意があります。
「ご遠慮なくお問い合わせください」の言葉の使い方や使われ方、使うときの注意点
商品やサービスを提供する側がお客に対して使用をする言葉です。
たとえば、店で機械を購入したとします。
その機械には説明書がついていますが、説明書を読んでもお客にはわからないことがあるかもしれません。
もしも、使っていてわからないことがあったら店のものに聞いて欲しいと、店側が思っていたとします。
そういったときに、店の人がこの言葉をお客に対して使用をします。
使うときの注意点は、本当は問い合わせて欲しくないのに使わないことです。
問い合わせをして欲しくないのにこの言葉を使ってしまうと、本当に何かを聞かれてしまいます。
業務が忙しくて対応できないといった場合は、この言葉を安易に使わないように注意が必要です。
対応できなければ、提供している側の信頼が落ち、またお客に迷惑をかけます。
問い合わせる方法を明確にしておくことも大切です。
直接店頭で、メールで、電話でなど、いくつかの方法が考えらえます。
方法を明確にしておかないと、問い合わせをしたい側はどうしたらいいのかわからず、困ってしまうことでしょう。
また、対応する方はいろいろは方法で問い合わせをされてしまうと、対応が追い付かなくなる可能性があります。
「ご遠慮なくお問い合わせください」を使った例文
・『いつでもご遠慮なくお問い合わせください』
・『明日でしたらご遠慮なくお問い合わせください』
・『電話でご遠慮なくお問い合わせください』
「ご遠慮なくお問い合わせください」の返答や返信例
この言葉を使ってわからないことなどを聞かれたら、それに答えます。
どういった答え方をするかは、そのときどきによって異なります。
たとえば、機械の電源の入れ方がわからないと聞かれたとしたら、機械のどの部分に電源のボタンがあるのかを明確に示し、そこを押すように伝えます。
相手がわかるように明確に示すことが重要です。
まとめ
この言葉は主に商品やサービスを提供する側が使用をしています。
この言葉を言われたお客は、わからないことがあったときには、提供している側に聞いて確かめることができます。