この記事ではご遠慮なくお申し付けくださいという言葉について説明していきます。
「ご遠慮なくお申し付けください」とは?
主に接客業で使われる言葉で、従業員に質問をしたり、手の届かない商品を取ってもらったりすることを遠慮なくしてほしいという意味になります。
ほぼ対面で行われるケースで使われ、インターネットのフォームや電子メールで「ご遠慮なくお申し付けください」と使われるケースはほとんどなく電話では「お問い合わせ」などの言葉が使われます。
基本的には対人で使われる言葉ですが、接客用のロボットであれば使うことはありえます。
動物に使うことはまずありません。
「ご遠慮なくお申し付けください」を使った例文
・『商品についてわからないことがあったらご遠慮なくお申し付けください』
お客様からの商品の質問を受けますよという使い方で、展示品があるタイプの店、家電量販店などで使われるケースの言葉で、スーパーなどでも使わないことはないと言えますが、コンビニエンスストアではまず使われません。
・『追加注文などあればご遠慮なくお申し付けください』
レストランや食堂において使われるケースで、カウンターではないタイプのところであれば使われるケースがあります。
・『ご要望などがあればご遠慮なくお申し付けください』
対面でも使われる言葉ではありますが、このケースにおいてはアンケートの自由回答という場合で使われる可能性はわずかながらあります。
対面サービスでのアンケートというケースも多いでしょう。
「ご遠慮なくお申し付けください」の言いかえ表現
「何なりとお申し付けくださいませ」「お気軽にお申し付けください」「ご遠慮なくお申し出ください」など、敬語でありながら意図の近い言葉がいくつかあるため言いかえ自体も可能ではあります。
「ご遠慮なくお申し出ください」の類似表現
「お気軽にご相談ください」は意図が近いものの言いかえとまでは行かず、複数回相談して買い物をするタイプのものでは近い言葉になり得ることもあり、類似表現の段階と考えられます。
「遠慮せず言って」という要素があれば類似表現と言えますが、定型文的なところがあり、極端に変わった表現は使わないほうがベターと言えます。
「ご遠慮なくお申し出ください」の敬語表現
もともと謙譲語となっており「ご遠慮なくお申し出くださいませ」という言葉で敬語の段階を進めることができます。
「ご遠慮なくお申し出ください」は謙譲語のため同一の社内では使えません。
「ご遠慮なくお申し出ください」の英語表現
Please do not hesitate to contact usとなります。
Please feel free to offerでは気軽にお申し出くださいの訳です。
まとめ
「ご遠慮なくお申し出ください」は接客中心に使われる言葉で、セルフサービスでは使われません。
質問があるというケースもあるためドラッグストアでは使われることがありえます。