「エクステリアデザイナー」と「エクステリアプランナー」の違いとは?
それぞれの職業や仕事(ビジネス)を、分かりやすく解説していきます。
「エクステリアデザイナー」とは?
はじめに「エクステリアデザイナー」について解説していきます。
「エクステリアデザイナー」はエクステリアをデザインする職業の総称と言えます。
広く一般的で明確な定義は存在しませんが、エクステリアのデザインに関われば、「エクステリアデザイナー」と呼べます。
そして「エクステリア」とは、家の外にあるもの、つまり外観全体・屋外設備を示します。
これは「インテリア」の対義語でもあります。
「エクステリアデザイナー」の業務内容
それでは「エクステリアデザイナー」の業務内容はどのようなものなのでしょうか。
「エクステリアデザイナー」は、個別の「エクステリア」のデザインを考える仕事を示すこともあります。
また、「エクステリア」の組み合わせにより、外観全体をデザインすることも含まれます。
さらに、外観全体をデザインするための計画やヒアリングなども含まれるのです。
そして、このような業務のどこまでを「エクステリアデザイナー」の範疇とするかは、明確な定義がないのです。
「エクステリアプランナー」とは?
つぎに「エクステリアプランナー」について解説していきます。
「エクステリアプランナー」は、エクステリアの計画、設計、工事管理を行う仕事です。
これは、民間資格も存在し、「エクステリアデザイナー」よりも明確な職業だと言えます。
また、資格があれば有利でしょうが、資格がなくても「エクステリアプランナー」の仕事に就くことはできます。
「エクステリアプランナー」の業務内容
それでは「エクステリアプランナー」の業務内容はどのようなものなのでしょうか。
「エクステリアプランナー」の業務は、顧客の要望に従ったエクステリアをプランニングすることです。
そのため、顧客の要望を上手に聞き出す必要がありますし、それを現実世界で実現するための経験と知識が求められるのです。
また、顧客の要望を聞くだけではなく、周囲の環境とデザインの親和性が保てるかにまで、配慮慮する必要があるのです。
「エクステリアデザイナー」と「エクステリアプランナー」の仕事の違い
それでは「エクステリアデザイナー」と「エクステリアプランナー」の仕事の違いはなんでしょうか。
「エクステリアデザイナー」は広い意味でエクステリアのデザインに関わる職業を示した言葉と言えます。
これに対して、「エクステリアプランナー」は、エクステリアのデザインに関わる仕事のうち、プランニングに範囲を絞った場合の呼び名であり、職業だと言えます。
そのため、この二つの職業は並列ではなく、「エクステリアデザイナー」の一部を示して、「エクステリアプランナー」と呼んでいると言えるのです。
まとめ
このように「エクステリアデザイナー」と「エクステリアプランナー」は、普段接しない人からは違いが分かりにくい職業だといえます。
しかし、二つの言葉が示す範囲は異なり、業務の範囲も異なることが分かったのではないでしょうか。
