「やりがい」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「やりがい」とは?
「やりがい」は、ビジネスでも日常でも広く使われる言葉です。
やりがいのある仕事、やりがいを持ちたいなど、子供でも使用できる言葉と言えます。
この「やりがい」は漢字で書くと「遣り甲斐」になります。
これは、意外に知らない人が多いでしょう。
そして「甲斐」の語源は「かい」つまり、交換を意味する言葉だったようです。
何かを交換により、もらえることを「甲斐」と呼んでいるのです。
また「やりがい」の「遣り」は「する、しむける」などの意味を持ちます。
これらのことから、「やりがい」が「何かをしたときの充足感」を示す言葉として使用されるようになったのです。
「やりがい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「やりがい」はビジネスで使用する場合、どのように使われるのでしょう。
これは考えやすいケースとしては仕事に対してです。
誰もが、「やりがいのない仕事」はしたくありませんし、「やりがいのある仕事」をしたいものです。
「やりがい」の形は人それぞれでしょう。
それが報酬であったり、スキルが身につく事だったり、人間関係の構築かもしれません。
しかし、仕事を通じて得る何かに充足した気持ちになることを「やりがい」と呼ぶのです。
ここで注意したいのは、活字で表現する場合です。
PCなどで変換しても「遣り甲斐」と、簡単に漢字変換できてしまいます。
そのため、つい使ってみたくなります。
しかし、一般的には「やりがい」と表記するほうが多いので、気を付けるとよいでしょう。
「やりがい」を使った例文
「やりがい」を使った例文を挙げます。
「やりがい」の定義は難しいですが、「満足感」や「充足感」という言葉と同義ととらえると、分かりやすく使えるのではないでしょうか。
・『仕事へのやりがいを求めて転職しました』
・『日々の業務にやりがいを感じております』
・『新しいスキルを身に付けることがやりがいになっています』
「やりがい」の類語や敬語での言いかえ
「やりがい」の類語や敬語を解説していきます。
「やりがい」の類似表現
「やりがい」は「満足感」や「充足感」という類似の表現で言い換えできます。
それ以外には「するかい」、「したかい」、「取り組みがい」、「手ごたえ」なども類似の表現と言えるでしょう。
「やりがい」の敬語表現
「やりがい」を単体で敬語表現にするのが難しいでしょう。
敬語表現にする場合には、他の言葉で補う必要があります。
例えば「やりがいをお持ちです」などとすれば、やりがいを感じている人物に対して敬意を示せます。
まとめ
このように「やりがい」は、「満足感」や「充足感」を示す言葉です。
ビジネスでも仕事に対する「やりがい」などの表現で、幅広く使われる言葉なのです。