「お気に召しましたか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お気に召しましたか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お気に召しましたか」という言葉について説明していきます。

「お気に召しましたか」とは?

「気に入りましたか?」という意味の尊敬語です。

商品をどう思ったか聞く、人をどう思ったか聞くなどといった使い方が可能です。

自分で「気に召した」などという言い方はせず「気に入った」などと返答することになります。

「お気に召しましたか」は強調などせずそのまま使う言葉で、聞いた側は必ずしもポジティブな返答を期待しているわけではないと言えます。

「お気に召しましたか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスの場では新たな機械などを導入する際に尋ねるというようなケースで使うことがあります。

ただしそう頻繁に使う言葉ではなく、主に対面に近いシチュエーションで使われる言葉と言えます。

接客においては商品が気に入ったかと尋ねるケースで使われ、対面接客がメインと言えます。

飲食店でも使えなくはないですが、目の前で食べたことがわかるタイプの露店や惣菜屋タイプの店かソムリエがいるレベルのレストランとなるでしょう。

自動車の試乗、展示品で使用体験をするなどの際に使うことがあります。


「お気に召しましたか」を使った例文

・『アプリケーションがバージョンアップしましたが、お気に召しましたか?』
社内で使われているアプリケーションについて尋ねる例ですが、この場合前のバージョンにすることができず、返答によって動くということが難しい部分はあります。

・『試乗されましてどうでしたか? お気に召しましたか?』
自動車の試乗での使われ方です。

ここで購入までは至らないことも多いでしょう。

・『今回のCD、お気に召しましたか?』
アーティストからのメッセージとしての用例ですがエピソードなどが足されるでしょう。

「お気に召しましたか」の類語や敬語での言いかえ

「気に入りましたか」「よかったですか」等が挙げられますが、お気に召しましたかがより丁寧な言葉ではあります。

「お気に召しましたか」の類似表現

どう思われましたか?も状況によっては類語と言えます。

なお、お気に召されましたかは誤用です。

「お気に召しましたか」の敬語表現

お気に召しましたかの時点でかなり丁寧な言葉で問題なく使えます。

「お気に召しましたか」の返答や返信例

気に入ったら気に入った点を、気に入らなかったら気に入らなかった点を説明しつつ返答ということがベターでしょう。

まとめ

お気に召しましたかという言葉は気に入りましたかという意味ですがかなり丁寧な言葉で、実際に使われるケースはそう多くないと言えます。

接客では対面が必須と言えます。