この記事では「今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました」について解説をします。
「今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました」とは?意味
今回応募してくれたけれど、採用をすることにはならなかったという意味です。
「ご応募」は「応募」に「ご」をつけて、相手を敬う表現にしています。
「応募」は募集に応じることです。
応募をしたのは聞き手で、他人の行為を表す語に「ご」をつけて、その相手を敬う表現になります。
「関する」は、関係する、かかわるという意味です。
「選考」は、能力や人柄などをよく調べて、適切な人を選び出すことをいいます。
「見送る」は、それをしないでおくという意味です。
この場合は採用をしないという意味になります。
「らせていただく」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、その行為をする意を表します。
「今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は不採用を知らせるときに用います。
適した人であると認めてもらえなかったことは、応募者としては心苦しく感じることでしょう。
また、伝える側としては言いずらいです。
選考の結果がどうであれ、伝えなければならないものなので、できるだけ相手を傷つけないように配慮が必要です。
このような言葉は、相手を気遣ったものといえるでしょう。
直接的に「採用とはなりませんでした」「不採用です」と伝えるよりも、穏やかな印象があります。
「申し訳ありませんが」など一言添えると、さらに印象が穏やかになります。
言いにくいことは後回しにしてしまいがちですが、結果がでたら2~3日のうちに伝えることが望ましいです。
相手は結果を待っているので、知らせを延ばさないようにしましょう。
「今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました」を使った例文
・『ご希望に添うことができず申し訳ありませんが、今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました』
「今回のご応募に関しては選考を見送らせていただく事となりました」の返答や返信例
返事をだす義務はないのですが、返事をだすことで人脈が広がることが期待できます。
面接をしてくれたことへのお礼、その企業で働きたい気持ちは変わらないということなどをメールの中で伝えます。
電話は時間に制約されるので、メールで伝えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、適格者だと判断されなかったときに用います。
伝えることに負担を感じますが、結果を待っているので知らせる必要があります。
できるだけ柔らかく伝えるように心がけてみてください。