「○○をしたいのですが」についての解説です。
「○○をしたいのですが」とは?意味
「○○をしたいのですが」は、ビジネスにおいては、こちら側の要望をしたいと相手の方に述べる意味になります。
よって、このワードはあくまで要望を述べるだけでお願いベースで意見を相手に伝えていません。
だから、厚かましい言葉の一つになり、小学生が自分が望むことのみを実行したいという意味になるのです。
「○○をしたいのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「○○をしたいのですが」の使い方は、ビジネスにおいては、自分の要望を押し通したいという場合に使用します。
ただし、この言葉は、自分の要望を前に出しすぎているがゆえ、実質厚かましく要望を押し通すだけになる点が注意点です。
よって、要望を聞き入れる側からすれば、かなえてあげるべき要望以外を相手が述べ始めると交渉を拒否する可能性が出てきます。
「○○をしたいのですが」を使った例文
・『早退をしたいのですが』
この例は、会社を早期に退出したいと要望を述べている例です。
要は、早引きで帰りたいと願い出ている例になります。
この要望を聞き入れるかどうかは、上司が判断することになるのでどうなるかはわかりません。
また、このワードはお願いというベースではなく、要望を言っているだけなので恐らく理由がない限り却下されるでしょう。
「○○をしたいのですが」の返答や返信例
「○○をしたいのですが」は、○○という部分が相手側の願望なのでそれをかなえてあげるか否かがビジネスにおいての返事です。
よって、○○の部分が早退だった場合、早くに会社を退出することを許す場合、「わかりました」と返事をして、早退を許さない姿勢であれば、「なぜ、早退をする必要性があるのですか」と聞いたうえで、追い打ちをかけるように、「そのような理由では退出を許せません」と相手の要望を蹴ることも可能です。
まとめ
「○○をしたいのですが」という表現が微妙な表現になるのは、したいのですが…というワードだけで話を終えようとする人物がいるがゆえです。
例を挙げますと、「早退をしたいのですが…」で話を終えるのと、「早退をしたいのですが、可能でしょうか、どうにも家内の具合が悪く心配で…」という方向にもっていくのとでは微妙に表現が異なります。
よって、お願いをするという意味をもっと強く前面に打ち出したほうが要望が通るのではないかというのが「○○をしたいのですが」というワードのダメなところになるのです。
「○○をしたいのですが」は、小中高の年齢にある人物が自分の要望を通したいだけを意味する言葉なので、どうしても用地になりがちで、ビジネスにおいては大人なんだから自分の要望の身を求めるなということです。
だから、もっと懇切丁寧に要望を通す場合説明する必要があり、したいのですが、だけでは不十分だということです。