イベント関連の仕事「イベントプランナー」と「イベント制作スタッフ」はどのように異なる仕事なのでしょうか。
それぞれの仕事内容や給料の違いについて解説します。
「イベントプランナー」とは?
「イベントプランナー」とは、「イベントを企画し運営する総責任者」です。
「イベントプランナー」というのは簡単にいえば「イベントを生み出す仕事」です。
なにもないところにアイデアを生み出し実現するために必要な金と人を集め実際に開催して終わるまで「イベントの全てを司る総責任者」にあたる仕事を「イベントプランナー」と呼んでいます。
一般に「イベントプランナー」という場合はそのイベントにおける最高責任者を指します。
そもそもイベントのスタートは「イベントプランナー」の企画立案からスタートします。
「イベントプランナー」の提案を元に多くの人がそれぞれの役割を果たし実現に向けて努力することでイベントが成立するため「イベントプランナー」なしではイベントがそもそも成り立たないとても重要な中心的役割を担う仕事です。
「イベント制作スタッフ」とは?
「イベント制作スタッフ」とは、「イベントの成功のために様々な役割を担う担当者」です。
「イベント制作スタッフ」というのは「イベントに関わる仕事に就いている人を指す総称」です。
具体的に「イベント制作スタッフ」という仕事があるのではなく場内整理や制作進行、備品の手配やステージの慣習などそれぞれ異なる役割でイベントに関わる人達の仕事を指す言葉として「イベント制作スタッフ」という名称が使われています。
実際にどのような仕事が「イベント制作スタッフ」に含まれるかはイベントの内容や種類によって異なります。
演劇イベントなら照明や音響、舞台監督や大道具といった仕事が、音楽フェスならミキサーやグッズ売り場の店員など関係者全てが「イベント制作スタッフ」です。
イベント成功のために働く人々すべてを指す言葉なので広義では役者やアーティストなども「イベント制作スタッフ」に含まれます。
「イベントプランナー」と「イベント制作スタッフ」の仕事の違い
大勢いるスタッフの中で企画を提案したイベントの最高責任者が「イベントプランナー」、最高責任者の下でイベント成功のために様々な役割について働くスタッフが「イベント制作スタッフ」という違いで区別されます。
「イベントプランナー」と「イベント制作スタッフ」の仕事の違い(給料面の考察)
「イベントプランナー」の平均年収は400~600万円ですが世界規模のイベントを手がけるトップクラスになると年収は3000万円を軽く超えます。
「イベント制作スタッフ」は仕事の内容によってばらつきがあり場内整理兼雑用のような一番下っ端だと最低時給に近い金額ですが技術スタッフのような替えがきかない専門職になると500~800万円程度の年収を稼いでいます。
まとめ
同じイベント関連の仕事でも「イベントプランナー」と「イベント制作スタッフ」では仕事内容も給料もまったく異なります。
イベント業界に興味のある方は違いを知っておきましょう。
