「教えてくださったお陰で」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「教えてくださったお陰で」とは? ビジネス用語【一語】

「教えてくださったお陰で」というワードについての解説です。

「教えてくださったお陰で」とは?意味

「教えてくださったお陰で」は、指導してもらったので、効果があったという意味です。

ちなみに、指導によって得た効果は、プラスになる物とマイナスになる物があるので、実はこのワード、相手に対して皮肉を言う場合もあります。

例を挙げますと、皮肉になるのが、「役に立たない知識を教えてくださったお陰で」と言えば、皮肉になり、かつくださったという表現が、尊敬語なんですが、役に立たないことを伝授したということについて尊敬しているかとなれば、そうならないので相手を馬鹿にしているのが「役に立たない知識を教えてくださったお陰で」になります。

「教えてくださったお陰で」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

このワードは、ビジネスにおいては、役に立つことを教わり、自分のためになったというのが望ましいワードになります。

よって、役に立たない知識を教えてもらってありがとうというような意味になる言葉にならないよう扱うのが注意点です。


「教えてくださったお陰で」を使った例文

・『部長が教えてくださったお陰で無事成功を収めました』
この例は、部長という人物が指導に当たり、指導した結果が成功を収めたという意味です。

なお、お礼を述べる言葉が無いので事実において成功を収めましたと部長に述べているだけがこの例になります。

「教えてくださったお陰で」の返答や返信例

この言葉への返事は、相手側が自分のためになったと述べている場合、「よかったですね」や、「知識がお役に立てて幸いです」という言葉を返せますが、相手側が役に立たないと述べている場合 「あなたの努力不足です」という具合に喧嘩を買うような言葉で相手を侮辱数ることも一応可能ですが、ビジネスにおいてはそのような考えは持たないのが正常です。

よって、役に立たないと言われた場合、大人の対応をするのであれば、「知識がお役に立てず申し訳ありません」と述べるのが大人の対応になります。

まとめ

「教えてくださったお陰で」というワードは、相手を侮辱することも可能で、ビジネスの席で相手を侮辱するワードにも使用可能です。

例を挙げますと、「何の役にも立たない技術を教えてくださったお陰で無駄な時間を過ごしました」と言い切れば相手を侮辱可能です。

ですが、ビジネスの席では相手を侮辱するという行為は望ましくないのでこのワードはどちらかというと相手を褒める方向にもっていくワードになります、したがって、「素晴らしい技術を教えてくださったお陰で、無事新規事業が成功しました」という具合に言葉を持っていき、あなたのおかげであるという方向にもっていくのが望ましいでしょう。