この記事では「プロ野球選手」と「アマチュア野球選手」の違いについて説明していきます。
「プロ野球選手」とは?
日本においてはセ・リーグ、パ・リーグ、独立リーグ、2021年まで存在していた女子プロ野球の選手を指すことができます。
ただし収入や試合数など、プロ野球一本での仕事となるとセ・リーグとパ・リーグの選手が基本ということができます。
興行としてはオープン戦などもありますが、プロ野球そのものの試合はペナントレースということになり、この試合内での成績が年俸の査定につながります。
二軍戦も公式戦で興行として行われていますが、テレビ中継数などは格段に少なく、一軍でないという時点で年俸が安いということになります。
二軍で一定の成績を上げれば一軍に上がり、一軍で成績が落ちれば二軍に落ちるという形式が取られています。
「アマチュア野球選手」とは?
企業の野球部に所属している野球選手で、普段はその企業の仕事をするものの時間を作って練習をし、都市対抗野球大会などへの出場を目指すということになります。
仕事が野球一本というケースはまずなく、その場合はプロ野球選手になる方が一般的と言えます。
アマチュア野球選手からプロ野球のドラフト指名ということもありえます。
オリンピックはアマチュアによる大会という側面がありましたが、野球においてプロ野球選手が解禁になって以降はアマチュア野球選手はわずかしか出場していません。
「プロ野球選手」と「アマチュア野球選手」の仕事の違い
「プロ野球選手」は試合出場を目的として野球そのものが職業ではありますが、テレビ出演やCM出演などファンサービスも仕事の一環となっています。
「アマチュア野球選手」は企業・会社に勤める従業員が野球を時折するという形になっていて、ファンサービスやCMなどはほとんど行われません。
本業はその会社の業務といえます。
そのためその企業の野球部が廃部になったとしてもその会社に所属し続けることは可能です。
「プロ野球選手」と「アマチュア野球選手」の仕事の違い(給料面の考察)
「プロ野球選手」は野球での活躍が収入に直結すると言え、年俸4億円というような選手もいれば400万円程度の選手もいるなど幅広い年俸となっており、成績が悪いと首になってしまうということもある不安定さが特徴で、トップクラスの選手でも20年程度所属するのが限界です。
「アマチュア野球選手」はその企業の給料に準じていますが、年収250万円から1200万円程度の範囲といえます。
野球をやめてもその企業に勤務し続けられるという点で安定性が高いとは言えます。
また、アマチュア野球選手と言える所属企業はある程度大企業です。
まとめ
「プロ野球選手」と「アマチュア野球選手」は野球そのものを仕事としているかそうでないかが大きな違いと言えます。
プロ野球独立リーグは収入源の少なさから副業をするケースもあります。