この記事では「ご来訪者様」について解説をします。
「ご来訪者様」とは?意味
訪ねて来る人、または訪ねて来た人を敬っていう語です。
「ご」は他人の行為や持ち物などを表す言葉について、その人に尊敬の意を表します。
「来訪」には人が訪ねてくることという意味があります。
訪ねてくる場所は、自宅、会社など限定しません。
「者」は人を表す語です。
「様」は人を表す語、人名、団体名などについて、その人や団体などに尊敬の意を表します。
「ご来訪者様」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、訪ねて来る人や訪ねて来た人を敬って使用をします。
「ご」も「様」も相手に尊敬の意を表す言葉です。
このふたつを使うと、「ご来訪者」「来訪者様」よりも敬意を感じられます。
訪れた人が自分の知っている人であれば、名前で呼びましょう。
この言葉ではよそよそしい感じがあります。
また、このような言葉をいわれるよりも、自分の名前で呼んでくれた方がうれしいです。
イベント会場にやって来た人たちなど、自分の知らない人たちのことを指す場合は、この言葉を使っても違和感はありません。
ただし、自分の知らない人であっても、名前を教えてもらったときは名前で呼ぶようにしましょう。
たとえば、住宅の見学に人が訪れたとします。
見学者の名前は聞いています。
そのようなときはこの言葉で相手を呼ぶのではなく、名前で呼びます。
また、お知らせのときに使うこともあります。
紙面の場合は、「ご来訪者様へ」と紙面の上部の方に書きます。
「ご来訪者様」を使った例文
・『ご来訪者様へお願いです』
「ご来訪者様」の返答や返信例
多くの人たちに向かって伝えていることが珍しくありません。
そのときには、返答の必要はないです。
この後に何かを伝えるはずなので、その内容を読んだり聞いたりしてください。
大切なお知らせをしていることもあるので、自分が訪れる立場であれば確認をしておきましょう。
相手が何か問題を起こしてしまい、謝罪をしているとします。
その場合、自分が被害を受けた側であれば、補償があるのか確認をしてください。
補償を受けるための手続きが必要となることもあるので、その場合は手続きをします。
まとめ
この言葉は、訪れる人を敬っていう語です。
名前を知っている人に対しては使いません。
名前を知っている人に対しては、その人の名前で呼ぶようにしましょう。