この記事では「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」について解説をします。
「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」とは?意味
たいしたものではないけれど品物を贈ります、という意味です。
「心ばかり」は贈り物をするときに謙遜していう言葉です。
「お送りさせていただきます」は、贈り物を受け取る相手に対して敬意を表しています。
「させていただきます」は、その行為をすることへ許しを求める意を込めて、相手に敬意を表す表現です。
「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の方から贈り物をするときに使用をします。
「心ばかり」は謙遜をしていう語です。
日本人は「立派なものです」といって贈り物をするのではなく、謙遜して贈り物をする傾向があります。
似たような言葉に「つまらないものですが」があります。
これは受け取る相手によっては言葉の意味を理解しておらず、「たいしたものではないならいらない」と思ってしまうことがあります。
年配の方なら謙遜していることをわかってくれるでしょうが、20代くらいの人は意味を理解していないこともあるので、どういった伝え方をしたらよいのか考える必要があります。
「ほんの気持ちですが」という言葉もあるので、別の表現を考えてみてください。
こういった言葉は、立派なものを渡すときには使用しません。
高価であると一目でわかるものの場合、このように伝えると嫌みだと受け取られる可能性があります。
立派なものであれば、「感謝の品を〜」などの言葉を使うとよいでしょう。
「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」を使った例文
・『いつもありがとうございます。心ばかりの品をお贈りさせていただきます』
「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」の返答や返信例
贈り物をしてくれたことへお礼を述べます。
受け取ったならば、必ずお礼を伝えるようにしましょう。
目上の人からの贈り物ならば、手紙でお礼を述べることが望ましいです。
メールや電話よりも手紙の方が丁寧です。
親しい人からであれば、メールや電話でもよいでしょう。
手紙ならば品物を受け取ってから3日以内を目安に出します。
メールや電話ならば、受け取った当日、遅くても翌日には連絡をするようにします。
まとめ
この言葉は、贈り物をするときに伝えるものです。
謙遜をしていうものです。
高価なものを贈るときには使わず、品物によって適切な言葉が違うので、渡すものにあわせた言葉を使うようにしましょう。