この記事では「お変わりございませんか」について解説をします。
「お変わりございませんか」とは?意味
変化はないですかという意味です。
相手の安否を問う言葉になります。
「お変わり」は「変わり」に「お」をつけて丁寧に表現したものです。
普段とは違った状態、異常という意味になります。
「ございませんか」は「ございます」を否定して、疑問・質問を表す「か」をつなげたものです。
「ございます」は「ある」の丁寧語で、事が起こる、そういった結果が続いているという意味になります。
「お変わりございませんか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
あいさつとして使用する言葉です。
久しぶりに会った人に対して使うことが一般的です。
長い間会っていなかった人が、会っていなかった間にどうなっていたか気になります。
この言葉は、前にあったときと今の状態が変わっていないのかを問うものです。
前にあったときの状態がよく、今もその状態が続いているなら安心できます。
この言葉は相手を気遣うものなので、元気な人に対して使用することが多いです。
病気の人に対して「変わっていないか」と尋ねるのは、「その後も病気は続いているのか」と受け取られてしまう可能性があります。
これでは相手に不快な思いをさせてしまいかねません。
あいさつの言葉なので、根掘り葉掘り相手のことを聞かないようにします。
深く尋ねられると不快に感じる人もいます。
相手の安否を尋ねたなら、自分の状況も伝えます。
ネガティブなことを聞かされていい気分になる人はいないので、ポジティブなことを伝えるようにします。
体調が思わしくない場合も、それについて愚痴のようなことを述べないようにします。
この言葉の後には、用件を述べます。
あいさつの言葉をながながとせず、手短に述べて用件を伝えるようにします。
どれくらい会っていなかったらこの言葉を使うのは、はっきりとは定められていませんが、2~3か月以上会っていない場合に使用するのが一般的です。
「お変わりございませんか」を使った例文
・『その後、お変わりございませんか』
「お変わりございませんか」の返答や返信例
安否を尋ねられているので近況を報告します。
相手を不安にさせるようなことは述べないことが望ましいです。
体調が悪い、病気をしているという場合は、無理をして「元気です」という必要はありませんが、深刻にならないように気を付けます。
愚痴にならないようにします。
まとめ
久しぶりに会った人のことは、安否が気になります。
この言葉は、相手を気遣う意味であいさつとして使用するものです。
あいさつなので深入りせず、そして深刻にならないようにします。