「頂いた書類を精査した上で回答いたします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「頂いた書類を精査した上で回答いたします」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「頂いた書類を精査した上で回答いたします」について解説をします。

「頂いた書類を精査した上で回答いたします」とは?意味

もらった資料を詳しく調べてから答えます、という意味です。

「頂い」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

「精査」には、詳しく調べることという意味があります。

物事の内容をはっきりとさせるために、細かな点まで詳しく調べることをいいます。

「精」はくわしい、こまかい、「査」はしらべる、明らかにするという意味を持つ漢字です。

「上」は、〜したのちという意味になります。

「いたし」「いたす」のことで、「する」の謙譲語です。

「ます」は敬意を表します。

「頂いた書類を精査した上で回答いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、「今すぐには答えられません。

でも資料をよく調べてから答えます」
というときに使用をします。

「頂いた」は、相手から資料をもらっていることを表しています。

その資料をよく調べてから、何らかの事柄に答えます。

よく調べもしないで回答をしては、その回答内容に相手は納得しないでしょう。

細かな点まで調べてその上での回答ならば、相手も納得するはずです。

「精査した上で」という言葉を使うことで、「いい加減に答えているのではありません」と伝わります。

今すぐには答えられないので、「しばらくお待ちください」と伝えておくとよいでしょう。

「いつ回答してもらえるだろう」と相手は落ち着かないかもしれません。

回答までにどれくらいの時間を必要とするか、おおよそわかっているならその時間を伝えておくと、相手は安心して待っていやすくなります。


「頂いた書類を精査した上で回答いたします」を使った例文

・『頂いた書類を精査した上で回答いたします。回答まで1週間ほどかかります』

「頂いた書類を精査した上で回答いたします」の返答や返信例

「これから調べて、その後に回答をします」とお知らせをしており、この言葉に返信をする必要はありません。

しかし、返信をしてはいけないのではありません。

何か返すならば「わかりました」「お願いします」の意を伝えるとよいでしょう。

しばらくすれば回答が伝えられるはずです。

すぐに答えを知りたいかもしれませんが、何度も連絡をすると相手の迷惑となるので、回答の連絡がくるまで待っていてください。

相手からの連絡があったときは、回答内容によってはお礼を伝えます。

まとめ

この言葉は、もらった資料を調べてから答えを伝えるという意味です。

資料を調べもしないで回答をしては、その回答内容に相手は納得しません。

納得してもらえるように、よく調べてから回答をしましょう。