「一緒に考えさせていただきたいと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」とは?
これは、一緒に考えさせてもらうと相手に伝える言葉です。
「一緒に」は、誰かと行動を共にするような様子を表しています。
また、「考えさせていただく」は「考えさせてもらう」を謙譲語に言い換えたものになるのです。
さらに「たい」は願望を表す言葉になっています。
ここでは「いただきたいと存じます」とすることで、何かを望む気持ちを、相手に伝えているのです。
これらのことから、この言葉が一緒に考えさせてもらうと相手に伝えるものだと分かるのです。
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客から相談を受けたとします。
そしてその事案については、顧客と共に考えたいと感じたのでした。
このようなケースで、「この件に関しては、一緒に考えさせていただきたいと存じます」と伝えるとよいでしょう。
これにより、共に考えさせてもらうと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「考えさせていただきたい」の表現方法に注意するべきです。
これは「考えさせてもらいたい」に変更できます。
また、「考えさせていただきたく」に変更する方法もあるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『できれば、一緒に考えさせていただきたいと存じます』
・『このまま一緒に考えさせていただきたいと存じます』
・『しばらくの間は、一緒に考えさせていただきたいと存じます』
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」の類似表現
たとえば、「共に考えさせていただきたいと存じます」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「一緒に考えさせていただきたいと存じます」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「一緒に考えさせていただきたく存じます」に言い換えできます。
まとめ
このように、一緒に考えさせてもらうと相手に伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
