「そのまま進めていただければと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「そのまま進めていただければと存じます」とは?
これは、今のまま進めてほしいと伝える言葉です。
「そのまま」は、相手は側の状態を示しています。
これは指示代名詞の「その」に、状態を維持する意味を持つ「まま」を組み合わせた言葉なのです。
また、「進めていただければ」は「進めてもらえれば」を謙譲語にした形になっています。
そして「れば」は、仮定を表す言葉なのです。
さらに、「存じます」を組み合わせると、相手に自分の要求を伝えるような意味になります。
これらのことから、この言葉が今のまま進めてほしいと伝えるものだと分かるのです。
「そのまま進めていただければと存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある仕事を依頼していたとします。
すると先方から、このまま進めてよいかとの問い合わせを受けたのでした。
このようなケースで、「差し支えなければ、そのまま進めていただければと存じます」と伝えるとよいでしょう。
これにより、今のまま進めてほしいと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「進めていただければ」の表現方法に注意するべきです。
これは「進めていただけたら」に変更できます。
また、「進めていただけましたら」と表現してもよいでしょう。
このように、様々な形で同じような内容を表現できます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「そのまま進めていただければと存じます」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『よろしければ、そのまま進めていただければと存じます』
・『特に問題無いようでしたら、そのまま進めていただければと存じます』
・『内容を確かめましたが、そのまま進めていただければと存じます』
「そのまま進めていただければと存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「そのまま進めていただければと存じます」の類似表現
たとえば、「今のまま進めてただければと存じます」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「そのまま進めていただければと存じます」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「そのまま進めていただけましたらと存じます」に言い換えできます。
まとめ
このように、今のまま進めてほしいと伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
