「結果の如何を問わず」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「結果の如何を問わず」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「結果の如何を問わず」について解説をします。

「結果の如何を問わず」とは?意味

結果がどうかに関係なくという意味です。

「結果」には、ある原因や行為から発生した結末や状態、またそのような状態などが発生することという意味です。

「結果を知らせる」のような使い方をします。

反対の意味の言葉は原因です。

「如何」「いかん」と読みます。

意味は、物事が変化していく様子や過程、またその様子です。

「問わず」「を問わず」の形で使い、~に関係なくという意味になります。

「問う」には、はっきりとしない事柄を人に尋ねるという意味があるのですが、「問わず」という場合はこの意味ではありません。

「結果の如何を問わず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、結果がどうであろうと、それに関係なく何かをするときに使用をします。

ある製品を期間限定で販売することになったとします。

期間限定の商品でも、売れ行きがよければ定番商品になることがありますが、この製品の場合はそういったことはありません。

販売してみて売れ行きがどうであろうと、定番商品にすることはないです。

お客さまからの反響がよくても、一定期間で販売は終了にします。

販売してみて結果がどうであろうと、それに関係なく期間がすぎれば販売をそこで終わりにします。

こういった「○○の結果に関係なく」ということを表す際にこの言葉を使用します。

「問わず」の後には、どういった行動をするのかを表す言葉が続きます。

「如何」を日常会話で使う機会は少ないはずです。

しかし、ビジネスの場では使うことがある言葉です。

敬語ではなく、「結果がどうかにかかわらず」など他の表現にしても失礼にはなりません。


「結果の如何を問わず」を使った例文

・『結果の如何を問わず交渉を続けるつもりです』

・『結果の如何を問わず資金提供をいたします』

「結果の如何を問わず」の返答や返信例

「問わず」の後に続く言葉によって返答の内容が変わります。

○○をしますという言葉が続くことが多く、その内容に対しての考えなどを示すことになります。

相手と同じ考えなら、「そうするように」という考えを示すことになるでしょう。

相手とは違う考えを持っているときには、なぜそう思うのか、どうしたいのかなどを伝えます。

物事をうまく進めるためには、お互いの考えについて話し合うことが大切です。

まとめ

この言葉は、結果がどうかに関係なくという意味です。

結果に関係なく、何かをするときに使用をします。

「問わず」の後には、何をするのかを表す言葉が続きます。

敬語ではないので、目上の人に伝えるときには後に続く言葉を丁寧にしましょう。