「かなり」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「かなり」とは?
これは、何かの程度が勝っていることを言い表した言葉です。
たとえば、「かなり大きい」や「かなり小さい」という形で使用します。
このようにすると、大きさの程度を強調するような意味で「かなり」を使用できるのです。
なお、「かなり」は曖昧な表現と言えます。
つまり「かなり」という言葉で示す態度には、特に基準があるわけではないのです。
そのため、主観的な尺度によって「かなり」という言葉を用いることになります。
これは、相手が感じる「かなり」と自分が感じる「かなり」には違いが生じる可能性があることを示しているのです。
これらのことから、この言葉が、何かの程度が勝っていることを言い表したものであると分かるのです。
「かなり」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、あるプロジェクトで赤字が拡大していたとします。
そのため、社内でも大きな問題として取り上げられていたのでした。
このようなケースで、「社内でも、かなり大きな問題になっているようです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、大きさの程度が普通よりも勝っていることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「かなり」の表現方法に注意するべきです。
これは「だいぶ」や「相当」に置き換えできます。
また、「非常に」や「大変」なども同じような意味で使用できるのです。
ただし、これらの類似表現から感じる程度には、それぞれ微妙に違いがあります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「かなり」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『かなり大きな問題になっています』
・『かなり苦しい状況になっているようです』
・『かなりの成功をおさめているようです』
「かなり」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「かなり」の類似表現
たとえば、「相当」が類似表現になります。
「かなり」と「相当」は、同じような意味で使えるのです。
「かなり」の敬語表現
これを単独で敬語に言い換える事はできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で工夫するしか手段がないのです。
たとえば、「かなり大きな問題でございます」のように表現できます。
この場合は、丁寧語を組み合わせた表現になっているのです。
まとめ
このように、何かの程度が勝っていることを言い表す場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。