「炎暑の折」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・英語表現」を分かりやすく解説していきます。
「炎暑の折」とは?
「炎暑の折」とは、「炎が燃えるように暑い夏の季節・夏季の中でも特に暑い夏の真っ盛り」を意味している時候のあいさつに使われるビジネス用語です。
「炎暑の折」の「炎暑」は「炎が燃えるような真夏のひどい暑さ」、「折」は「時節・時期」を意味しています。
「炎暑の折」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「炎暑の折」のビジネス用語は、「真夏の非常に暑さが厳しい季節の時候のあいさつ」として使う使い方になります。
「炎暑の折」という時候のあいさつは「手紙文のあいさつ」ですから、ビジネスメールや手紙で暑中見舞いを書くときなどに使われます。
対面して会話するときの話し言葉としては使われることはありません。
使うときの注意点は、「炎暑の折は夏の季節の中でも一番暑い時期に使う時候のあいさつなので、残暑見舞いのあいさつ文としては使えない」ということです。
「炎暑の折」を使った例文
・『炎暑の折、皆さまお変わりなく元気にお過ごしでしょうか』
・『炎暑の折、夏バテで体調を崩しやすくなっていますのでどうぞご自愛ください』
・『炎暑の折、体調管理の難しい暑さが続きますがどうかくれぐれもお体を大事にされてください』
「炎暑の折」の類語での言いかえ
「炎暑の折」を類語で言い替えると、どのような言葉になるのでしょうか。
「炎暑の折」の類語を紹介します。
「炎暑の折」の類似表現
「炎暑の折」の類似表現には、以下のようなものがあります。
・『炎暑の候』
・『炎暑のみぎり』
・『厳しい暑さが続きますが』
・『猛暑の折・猛暑厳しき折』
・『猛暑のみぎり』
・『猛暑の候』
・『酷暑の折』
・『酷暑のみぎり』
・『酷暑の候』
「炎暑の折」とほとんど同じ意味を持つ時候のあいさつとして、「猛暑の折・酷暑の折・厳しい暑さが続きますが・猛暑が続きますが」などの類似表現があります。
「猛暑の折」の「折」という言葉も、「候・みぎり」といった類語に言い替えることが可能です。
「炎暑の折」の英語表現
「炎暑の折」を英語で表現すると、“in the hot summer season”(暑い夏の季節に)や“extreme heat”(極端に暑い)、“intense heat”(ひどく暑い)などになります。
まとめ
「炎暑の折」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「炎暑の折」の意味・使い方・例文・類語・英語表現を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
