「近づいて参りました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「近づいて参りました」とは?
これは、近づいて来たということを伝えるための言葉です。
「近づく」は、「近くに来る」ことを意味します。
これは、徐々に近くに迫ってきている様子を表した言葉です。
また、「近づいて来た」にすると、段階的に近くに来る様子を言い表したものになります。
ここでは「近づいて参りました」という形で敬語に言い換えているのです。
なお、ここでは謙譲語を使っています。
「参る」という謙譲語に、丁寧語の「ます」を重ねて使用しているのです。
これらのことから、この言葉が近づいて来たということを伝えるためのものであると分かるのです。
「近づいて参りました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、最近急に寒くなってきたとします。
そのため、冬が近くまで迫ってきた様子を、周囲に伝えることにしたのです。
このようなケースで、「そろそろ冬が近づいて参りました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、冬が近くになってきたことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「近づいて参りました」の表現方法に注意するべきです。
これは「近づいて来ました」に置き換えできます。
この場合は、謙譲語を使わない表現になるのです。
また、「近づいて参ったのです」のように言い換える方法もあります。
このように、同じ内容でも色々な形に言い換えできると分かります。
状況に応じて、適切な言葉を選ぶとよいでしょう。
「近づいて参りました」を使った例文
例文のように、前段に少し説明を加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『そろそろ期限が近づいて参りました』
・『だいぶ冬が近づいて参りました』
・『気が付いたら年末が近づいて参りました』
「近づいて参りました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「近づいて参りました」の類似表現
たとえば、「近くになって参りました」が類似表現になります。
「近づいて」と「近くになって」は、同じような意味で使えるのです。
「近づいて参りました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「近づいて来ました」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなりますので、注意して使用するとよいでしょう。
まとめ
このように、近づいて来たということを伝えるために、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。