昨日のお礼を丁寧に、伝えたい時もあるものです。
「昨夜」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。
「昨夜」とは?
前の夜をあらわします。
昨日の夜をしめす熟語で、昨晩の出来事を振り返りたい時に用いられています。
「昨夜」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
シンプルに昨日の夜をあらわします。
「昨夜の飲み会では、ありがとうございました」と使えますが、目上の方に対する言い方としては物足りなく思えることも。
さらに重みを持たせたいのなら「昨晩」に直して用いていきましょう。
「昨晩の飲み会では、ありがとうございました」にすると、同じ言い回しでもぐっと大人びて聞こえます。
言葉ひとつで印象は変わるので、抑えておきましょう。
「昨夜」を使った例文
・『昨夜の送別会では、ありがとうございました』
・『昨夜の催し物は、心に残るひとときとなりました』
・『昨夜は遅くまでお付き合いいただき、申し訳ありません』
「昨夜」の類語や敬語での言いかえ
昨夜の類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。
「昨夜」の類似表現
似ている言い方に「昨日」もあります。
「昨夜」のみだと夜限定の表現になりますが「昨日」だと時間帯で区切らずに、前の日を示せます。
「昨日は遠くからご足労いただき、誠にありがとうございました」のように、お礼の言葉として使ってみましょう。
「昨夜」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「昨晩」や「前の晩」も挙げられます。
例えばお月見イベントに参加してくれた方に「昨晩は遠くからお越しいただき、誠にありがとうございました。
豊かな時間をお過ごしいただけたでしょうか」とお礼メールを送る際に引用できます。
このほか「昨夜」と同じ意味があるのが「夜前」「昨宵」です。
どちらも古典的な言い方ですが、昨日の夜をあらわしています。
いつもと異なる言い方をしたい時に、取り入れてみましょう。
「昨夜」の返答や返信例
昨日のお礼を告げられたら、明るい対応で返しておきましょう。
会食の出席に対するお礼だったら「こちらこそ幹事をお任せしてしまい、申し訳ありませんでした。
とても楽しいひとときで、少々飲み過ぎてしまいました」等をお返しします。
自分らしい表現でお礼の気持ちを綴っていきましょう。
まとめ
「昨夜」について解説しました。
その他の言い回しも知って、社会人としての教養を深めていきましょう。