社会人らしい表現を武器にすると、自信も付くもの。
「今後のやりとりについて」を見ていきましょう。
「今後のやりとりについて」とは?
この場合の「やりとり」とは、受けて返す言葉のキャッチボールをいいます。
難しい漢字に置き換えると「遣り取り」をあらわし、向こうに送ったり受け取ったりする様子を述べています。
「今後の」が付いているので、連絡手段や内容を見直す時に用いていきましょう。
「今後のやりとりについて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
便利な表現ですが敬語としての重みがないので、大切な相手に使うと、軽い印象を与えてしまうことがあります。
何度も交流がある方は別として、距離のある方や重要な得意先に対しては、他の言い方に置きかえておきましょう。
また「やりとり」は「やり取り」と、一部を漢字表記に直して使用していきます。
「今後のやりとりについて」を使った例文
・『今後のやり取りについて、お話があるのですが』
・『今後のやり取りについて、ご相談したいのですが』
・『今後のやり取りについてですが』
「今後のやりとりについて」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語と、敬いの言い方を見ていきましょう。
「今後のやりとりについて」の類似表現
同じような表現に「今後の連絡手段についてですが」も挙げられます。
例えば今まで電話で済ませてきた業務を、ビジネスチャットに移行する場合に用います。
先方とのコミュニケーション手段が変わる時に、使用してみましょう。
「今後のやりとりについて」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「今後のお取引について」や「今後のご連絡について」もあります。
「お取引」や「ご連絡」とすると、単なる「やり取り」よりも相手を大切にする言い方に変わります。
「今後のやりとりについて」の返答や返信例
先方からこのような提案があったら、その内容に目を向けて返信をおこなっておきましょう。
システムやツールが変わる場合は、いつから切り替えるのか、疑問点があれば質問しておきます。
「ご提案ありがとうございます。
ひとつお聞きしたいのですが」がひとつの例にあたります。
まとめ
「今後のやりとりについて」を解説しました。
疑問点をひとつずつ潰して、会話の達人になっていきましょう。