「部内」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「部内」とは?
これは、部の内側のことを言い表した言葉です。
「部」は、会社組織などであれば「部門」を表します。
また、クラブ活動など行う団体も「部」という言葉で表現されるのです。
なお、その内側のことを「部内」と表現します。
つまり、部門の中で何かするような場合に「部内で○○する」という表現を使用できるのです。
このようにすると、自分が所属する「部」という組織の中で完結するような行為であることを表現できます。
これらのことから、この言葉が部の内側のことを言い表したものであると分かるのです。
「部内」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある大きな案件を検討していたとします。
そして、事業部の審査にかける前に、自部門の中で協議することにしたのです。
このような状況で、「まずは部内で協議したいと思います」と言うとよいでしょう。
これによって、部門の中で協議することを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「部内」の表現方法に注意するべきです。
これは「部問内」などに置き換えできます。
また、「部門の内部で」などに置き換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「部内」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前後に言葉を付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『できるだけ早く、部内で検討したいと思います』
・『こちらについては、部内で協議するつもりです』
・『この件に関しては、部内で進められると思います』
「部内」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「部内」の類似表現
これの類似表現として、「部門内」が挙げられます。
「部内」と「部門内」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
他にも、「部門の中で」などが類似表現として使用できます。
「部内」の敬語表現
これを単独で敬語に言い換える事はできません。
これを敬語にする場合は、「部内で検討いたします」のように、組み合わせる言葉で表現するべきなのです。
この場合は、謙譲語の「いたす」を使った敬語表現の形になっているのです。
なお、相手の部門を敬称にして「貴部門」のように表現する手段もあります。
まとめ
このように、部の内側のことを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用することをおすすめします。