「切に願っています」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「切に願っています」とは?
「切に願っています」は、何かを強く願う場合に使用できる言葉です。
「切に」は、続く言葉を強調する目的で使用できます。
そして、「切実な様子」や「切羽詰まった様子」を、表現できる言葉になっているのです。
ここでは、「切に願っています」としています。
これによって「願う」という動詞の程度を「切に」で強めているのです。
また、「願います」を「願っています」にすることで、現在進行形を表現できます。
動詞に「いる」を付与する事で、今まさに継続している行為を表現する言葉にできるのです。
「切に願っています」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「切に願っています」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある案件に従事していたとします。
そして、その案件が上手くいくことを、心から願っているのでした。
このような場合には、「この案件が成功する事を、切に願っています」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分が切実に願っている様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「願っています」の使い方に注意しましょう。
これは、丁寧語の「ます」を使用した表現です。
これを謙譲語に言い換えれば「願っております」のようにする事もできます。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「切に願っています」を使った例文
「切に願っています」を使った例文を挙げます。
例文のように、何を願っているのかを最初に述べると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『今後の株価の上昇を、切に願っています』
・『この案件が成功する事を、切に願っています』
・『当社プロジェクトの完遂を、切に願っています』
「切に願っています」の類語と敬語での言いかえ
「切に願っています」の類語と敬語を解説していきます。
「切に願っています」の類似表現
「切に願っています」の類似表現には、「切実に願っています」があります。
「切に」と「切実に」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「切に願っています」の敬語表現
「切に願っています」を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょうか。
たとえば、「切に願っております」に言いかえ可能です。
なお、この場合は、「おる」という謙譲語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「切に願っています」は、何かを強く願う場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
