「お客様及び」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お客様及び」とは?
これは、お客様と他の何かを同時に言い表す場合に使用される言葉です。
「お客様」は「客」を敬称で表現したものです。
ここでは接頭を使って丁寧な言葉遣いにして「お客」と表現しています。
これに敬称を意味する「様」を付与して「お客様」と言い合わしているのです。
また、「及び」は「と」という意味になります。
これは英語の「And」と同じ意味であり、何かを並列で述べるような状況で使用されるのです。
たとえば、「お客様及び皆様のご協力のおかげです」のように使用します。
このようにすると、「お客様と皆様」という意味の言葉になるのです。
これらのことから、「お客様及び」が、お客様と他の何かを同時に言い表す場合に使用される言葉であると分かるのです。
「お客様及び」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、ある仕事が大成功したとします。
そのため、客と協力してくれた人達のおかげであることを、伝えることにしたのです。
このような状況で、「お客様及び皆様のおかげです」と言うとよいでしょう。
これによって、客と皆のことを、同時に言い表す事ができるのです。
この言葉を使うときは、「お客様及び」の表現方法に注意するべきです。
これは「お客様と」に言い換える事が可能です。
また、「お客様ならびに」なども同じ意味の言葉になるのです。
このように、同じような内容でも、様々な表現手段が存在すると分かります。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お客様及び」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、「お客様」と並列で対象の何かを述べると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『お客様及び皆様のおかげです』
・『お客様及び関係者の皆様に感謝申し上げます』
・『お客様及びご協力くださった皆様に感謝いたします』
「お客様及び」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お客様及び」の類似表現
これの類似表現として、「お客様ならびに」が挙げられます。
「及び」と「ならびに」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お客様及び」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お客様及び皆様のおかげでございます」と表現できます。
このように、他の言葉を組み合わせることで、敬語表現を作り出す事ができるのです。
まとめ
このように、お客様と他の何かを同時に言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。