この記事では、「気分一新」について意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「気分一新」とは?
「きぶんいっしん」と読み、気持ちを新たにすることという意味があります。
「気分」とは、その人がそのときに持つ、快、不快などのこころの状態のことをいいます。
また、「お祭り気分」など、その場の雰囲気を指すこともあります。
「一新」は、すっかり新しくすることという意味になります。
よって、気持ちやその場の雰囲気をすっかり新しくすることという意味になります。
「気分一新」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
怠けてしまったときや、停滞した気分のとき、嫌なことがあったときなどに、気分を変えて前向きになるときに使います。
特にきっかけが無い場合でも、自分の中の感情を立て直し、新たに良い方向へ進むという時に使用します。
「気分一新」と言った時には、古い気分や古いしきたり、いままでのものを捨て、新しくする場合などに使います。
いい気分から、悪くなる場合には使用しないので、注意が必要です。
また、伝統などを大切にしている相手に対して不用意に使うことにも注意が必要です。
お互いに気分がいい時に「気分一新」を使うと、今までのことを否定してしまうことになりかねないので、考える必要があります。
「気分一新」を使った例文
・『新学期なので、気分一新して、目標に向かって突き進もうと思います』
・『気分一新したいときには、ちょっといいコーヒーを淹れて飲みます』
・『最近金運が悪くなってきたので、気分一新して新しい財布を手に入れたい』
「気分一新」の類語や敬語での言いかえ
「気分一新」の類語や敬語をみて行きましょう。
「気分一新」の類似表現
「リセット」「リフレッシュ」「気分転換」などが類語にあたります。
「リセット」は、全てを元に戻すこと、最初からやり直すことという意味があります。
「リフレッシュ」は、元気を回復するという意味です。
「気分転換」は、今までの感情、気分をかえて、別の気分になることという意味があります。
気持ちを切り替えることです。
「気分一新」の敬語表現
「気持ちを新たにされる」「ご気分を一新して」などと、表現することが出来ます。
「気分一新」は、目上の人に対して、使用可能な言葉なので、このままで使えます。
「気分一新していただきたい」や、「気分一新して、仕事をいたします」などと、使います。
「気分一新」の返答や返信例
「気分一新して取り組みましょう」などと、言われた時には、「そうですね。
また、一から頑張りましょう」などと、答えます。
まとめ
「気分一新」は、気分をかえて新しい気持ちになるという意味でした。
言葉の意味を知って、役立ててください。