「来席」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「来席」とは? ビジネス用語【一語】

正しい敬語を勉強しておくと、何かと役立つもの。

今回は「来席」について解説します。

言葉の選び方に迷った時のヒントにしてください。

「来席」とは?

来席には来ていただく、という意味があります。

お客さまをおもてなしする時の言い方、あるいは会に出席するという意味として用いられています。

「来席」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「来席」「ご来席のみなさま」と、口語で用いられることが多いです。

ただ改まったビジネス文書を作成する時には、もう少しフォーマルな表現を用いていきます。

他の言い方も念のため、心得ておきましょう。


「来席」を使った例文

・『来週パーティーがあるので、ご来席いただけませんか』
・『父の祝賀会を開くので、ぜひご来席ください』
・『先週の株主総会に来席した、顧客のリストです』

「来席」の類語や敬語での言いかえ

「来席」は新しい表現なので時として、失礼にあたることも。

言い換えの表現を見ていきましょう。

「来席」の類似表現

よく似た言い方に「ご来場」もあります。

新商品の発表会、そして展示会のイベント等で用いられています。

「お忙しい中恐れ入りますが、ぜひご来場賜りますようお願い申し上げます」のように引用されています。

「来席」よりもメジャーな表現として用いられているので、大きな会場を仕切って催し物を開く時は、こちらの言い方に整えておきましょう。

「来席」の敬語表現

会に出席していただいた方を、高めて言いたい時も。

「ご来場の皆様」をさらに丁寧に言いたい時は「ご来賓の皆様」といいます。

「ご来賓」はゲストの方を、高める言い回しです。

結婚式、入学式、そして企業の祝賀会など、様々な式や会で使えます。

とくにスピーチで用いられる表現で、挨拶を頼まれた時に大活躍するフレーズ。

覚えておきましょう。

「来席」の返答や返信例

招待状を受け取ったら、参加と不参加の返答をしておきましょう。

「案内状をいただき、誠にありがとうございます。

喜んで出席させていただきます」
がひとつの例です。

清々しいやり取りを目指してください。

まとめ

来席にまつわる、ニュアンスや意味をお伝えしました。

紛らわしい語彙を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。