「より一層精進して参ります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「より一層精進して参ります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「より一層精進して参ります」の意味を分かりやすく説明していきます。

「より一層精進して参ります」とは?意味

「より一層精進して参ります」は、「目上の人に対してこれから更に頑張ることを意思表示する丁寧な表現」という意味です。

昇進したり、大きな仕事に任命されたり、新しい部署に配属になったりなど、心持ちを新たにする時に使われます。

「より一層精進して参ります」の成り立ちや使われるシーン

「より一層精進して参ります」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「より一層精進して参ります」の成り立ち

「より一層精進して参ります」「より+一層+精進して+参ります」で成り立っています。

「より」「一段と程度がまさる様子」という意味、「一層」「程度がいちだんと進む様子」という意味、「精進して」は動詞「精進する」の連用形で「一つのことに精神を集中して励むこと」という意味、「参ります」は動詞「行く」の謙譲語「参る」を丁寧にした表現です。

尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれているので、目上の人に使えます。

「より一層精進して参ります」が使われるシーン

「より一層精進して参ります」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、異動や転勤などで違う職場に配属された時の挨拶です。

2つ目は、昇進して上司から辞令を受けた時です。

3つ目は、責任ある職務を任された時です。

4つ目は、社内で功績を上げて表彰されたり、褒められ時の挨拶です。

「より一層精進して参ります」の言葉の使い方や使われ方

「より一層精進して参ります」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『責任ある役割に任命いただきありがとうございます、より一層精進して参ります』

上司から大きな役職を与えられたり、昇進した時などの挨拶の言葉に使われます。

『今後この様なことが二度と起きません様に、より一層精進して参ります』

ミスやトラブルなどで相手に迷惑をかけた時のお詫びの言葉として、「二度とミスを生じさせない」という強い意志を表す言葉として使われます。

「より一層精進して参ります」の類語や言いかえ

「より一層精進して参ります」の類語や言いかえは以下の通りです。

「これからも誠心誠意努力してまいります」

「誠心誠意」「うそいつわりなく真心をもって事に当たること」という意味で、一生懸命努力することを伝える時に使われます。

まとめ

今回は「より一層精進して参ります」について紹介しました。

「より一層精進して参ります」「目上の人にこれから一生懸命頑張るという意思表示する時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。