この記事では「後から電話をいただけると助かります」について解説をします。
「後から電話をいただけると助かります」とは?意味
時間的に先の時点に電話をしてもらえるとありがたい、といった意味です。
「後」は、ある時点からのち、以後を意味します。
「から」は動作や作用の起点を表します。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
この場合、電話をするのは聞き手側で、電話をもらうのは話し手側です。
「助かり」は「助かる」のことで、楽である、費用や労力などを多くかけなくてすむ、という意味になります。
「後から電話をいただけると助かります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手側から後で電話をして欲しいときに使用をします。
「電話」は「お電話」とすると丁寧な印象になります。
「助かります」は、「そうしてくれるとありがたい」「そうして欲しい」というときに用いる言葉です。
「お電話をください」と「ください」を使うと、命令しているように受け取られる可能性があります。
一方、「助かります」ならそのような印象は与えません。
しかし、「助かる」は楽であるという意味を持っており、「助かります」という伝え方だと、話し手側の都合しか考えていないような印象を与えかねません。
そのため、他の伝え方を考えてみましょう。
他には、「いただけると幸いです」「いただけますか」などの言い方ができます。
これらも命令をしているのではないので、失礼にはなりません。
「後から」は、いつのことなのかわかりにくいので、具体的な時間を伝えることが望ましいです。
何時間後、○時などの伝え方をすると、いつごろなのかがはっきりします。
「後から電話をいただけると助かります」を使った例文
・『後から電話をいただけると助かります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします』
「後から電話をいただけると助かります」の返答や返信例
後から電話ができるのか、できないのかを伝えます。
電話ができる場合、いつごろなら可能のかわかっているようならば、その時間を伝えておくとよいでしょう。
電話をかける時間を伝えておけば、その時間に確実にでられるように準備をしていてくれるはずです。
どうしても無理な場合は、無理であることを伝えます。
その場合は相手側から電話をかけてもらう、メールで対応するなど、他の方法を考えてみてください。
まとめ
この言葉は、聞き手側から電話をかけて欲しいときに使用をします。
さらに丁寧な言い方ができるので、伝え方を考えてみてください。
何かをお願いするときには、相手のことを考えて丁寧な言葉遣いをするのが望ましいです。
