「お役に立てれば幸いです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お役に立てれば幸いです」とは? ビジネス用語【一語】

「お役に立てれば幸いです」という表現について、使い方や例文、言い換え表現などをご紹介いたします。

「お役に立てれば幸いです」の意味

「お役に立てれば」の部分は「あなたの役に立つことができれば」という意味になります。

「幸いです」の部分は「幸せに感じます」「嬉しく思います」という意味です。

つまり「お役に立てれば幸いです」の意味は、「あなたの役に立つことができれば嬉しく思います」という意味になります。

「お役に立てれば幸いです」の使い方

「お役に立てれば幸いです」の使い所は以下のようになります。

・取引先など相手方から何か依頼をされた時にその依頼を引き受ける時
・何かこちらから相手に贈り物をした時にその贈り物が相手の役に立つことを願う時
・今後のお付き合いや仕事の依頼を願う時


「お役に立てれば幸いです」の例文

・『先日ご依頼の件をお引き受けいたします。お役に立てれば幸いです』
仕事の依頼を受け、自分の仕事が相手の役に立つことができれば嬉しく思います、光栄に思います、という使い方です。

・『お問い合わせいただいた当社の新製品を送らせていただきます。この製品がお役に立てれば幸いです』
・『私のつたないアイディアを採用いただき、ありがとうございます。正式な企画書としてまとめましたのでお納めください。この企画がお役に立てれば幸いです』
何か相手に送ったものが活用してもらえ、役に立てば嬉しいです、という意味で使います。

相手への贈り物が物の場合に限らず、アイディアや意見などにも使用できます。

・『この度は大変お世話になりました。ご期待に添えるよう精進してまいりますので、今後ともお役に立てれば幸いです』
今後ともあなたの役に立てれば幸せに感じます、という表現で今後も仕事の依頼をお待ちしていますよ、今後ともお引き立てください、という意味で使用している例です。

「お役に立てれば幸いです」の言い換え表現

「お役に立てれば」の部分は、「お役立ていただけましたら」「お力になれましたら」などに置き換えることができます。

「幸いです」の部分は「幸いに存じます」「光栄に存じます」「嬉しく存じます」「幸甚に存じます」などに置き換えることができます。

『わが社の新製品をお贈りいたします。お役立ていただけましたら幸いに存じます』 や、『今後ともお力になれましたら光栄に存じます』、『この資料をお役立ていただけましたら嬉しく存じます』などと使用します。

「お役に立てれば幸いです」の英語表現

「お役に立てれば幸いです」を英語で表現すると、『I hope you will find it useful』となり、直訳すれば「私はあなたがそれを役立つと思うことを望みます」となります。

または『I hope this will help』で「私はこれが役立つことを望んでいます」という意味になります。

まとめ

「お役に立てれば幸いです」はビジネスシーンも含め、よく使われる表現です。

「あなたの力になれたら嬉しいです」という気持ちを表わすポジティブな表現です。

ぜひご活用ください。

この記事がお役に立てれば幸いです。