「大事に至らず安心しました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大事に至らず安心しました」とは?
これは、大きな事にならなかったことに安心する様子を言い表したものです。
「大事」は「大きな事」を意味します。
ここでは「大事に至らず」として、そのような状態に到達しなかったことを表現しているのです。
なお、ここでの「大事」は、ネガティブな事象を示します。
つまり、悪い事態に発展しなかったことを表現しているのです。
なお、「安心しました」は「安心する」を丁寧語にしたものです。
ここでは語尾を「しました」として、過去形にしています。
これらのことから、この言葉が大きな事にならなかったことに安心する様子を言い表したものであると分かるのです。
「大事に至らず安心しました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業とトラブルになったとします。
しかし、よく確かめたところ、互いに誤解があったことが判明したのでした。
このような状況で、「この度は、大事に至らず安心しました」と言うとよいでしょう。
これによって、大きなことにならずに安心した気持ちを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「安心しました」の表現方法に注意するべきです。
これは「安心いたしました」で謙譲語になります。
また、「安堵しました」や「ほっとしました」などの類似表現に置き換えるような手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「大事に至らず安心しました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができるのです。
・『今のところ大事に至らず安心しました』
・『今回の件は、大事に至らず安心しました』
・『とても心配していましたが、大事に至らず安心しました』
「大事に至らず安心しました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大事に至らず安心しました」の類似表現
これの類似表現として、「大事にならず安心しました」が挙げられます。
「大事に至らず」と「大事にならず」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「大事に至らず安心しました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「大事に至らず安心いたしました」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、大きな事にならなかったことに安心する様子を言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。