この記事では「お呼びしますのでお待ちください」について解説をします。
「お呼びしますのでお待ちください」とは?意味
声をかけるからそれまで時間を過ごしていてください、という意味です。
「お呼び」は「呼ぶ」を相手を敬う表現にしたものです。
「呼ぶ」を連用形にすると「呼び」で、動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、その動作が及ぶ相手を敬います。
「し」が「する」のことです。
「ので」はこの後に伝える事柄の原因・根拠・理由などを表します。
「お待ち」は「待つ」の連用形の「待ち」に「お」をつけています。
「お」のついた動詞の連用形に「ください」を添えた形で、相手にある事柄をするように求める意を表します。
「お呼びしますのでお待ちください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、待たなければならない場面で用います。
すぐにでもある事柄をしてくれるだろうと、聞き手は思っているかもしれません。
そのため、すぐにその物事ができないときには、待つようにと伝えておきます。
受付窓口で使われることが多い言葉です。
ある事柄の申し込みをしたい人が窓口にやってきました。
申し込みをするためには、申し込み用紙に決められた事柄を書き、受付窓口に提出をする必要があります。
その人は申し込み用紙はすでに書いており、手続きのために用紙を持ってきました。
手続きが完了するまでには5分ほどかかります。
それまで、窓口で立って待っていてもらう必要はなく、そばにある椅子に座っていてよいです。
窓口の担当者は、申し込みをしたい人に座って待っているように促しました。
その言葉として用いることができます。
「お呼びしますのでお待ちください」を使った例文
・『○○をお預かりします。お呼びしますのでお待ちください』
・『手続きが終わりましたらお呼びしますのでお待ちください』
「お呼びしますのでお待ちください」の返答や返信例
少しの間待っている必要があるので、呼ばれるまで時間を過ごしてください。
声が聞こえる範囲のところにいましょう。
窓口でこの言葉を伝えられたなら、窓口からそう遠くないところにいるようにします。
窓口のところに立っていると、窓口担当者は自分の仕事を見られているようで、困ってしまうかもしれません。
建物の外には出ない方がよいでしょう。
呼ばれたら、呼んだ人のところへ行きます。
まとめ
この言葉は、待つ必要があるときに伝えるものです。
声をかけるような場面なので、窓口対応のようなその日のうちに終わるような事柄の場面で用います。
立って待っていてもらうと疲れるでしょうから、椅子に座るなどしてもらいましょう。