「お見せください」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お見せください」とは?
これは、見せてほしいということを尊敬語で言い表した言葉です。
「見せてくれ」を尊敬語にすると、「見せてください」か「お見せください」になります。
これは「ください」という尊敬語を使った表現であり、相手に敬意を示すような効果を持つのです。
なお、接頭語を用いる分だけ、「お見せください」のほうが丁寧な印象になります。
また、「ください」は相手に行為を要求するような意味で使用できます。
ここでは「見せる」という行為の実行を、相手に求めているのです。
これらのことから、この言葉が見せてほしいということを尊敬語で言い表したものであると分かるのです。
「お見せください」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、顧客から相談を受けていたとします。
しかし相手は、資料の一部分しか、あなたに見せてくれないのでした。
このような状況で、「しっかり内容を把握したいので、できれば詳細をお見せください」と言うとよいでしょう。
これによって、詳しい内容を見せてほしいと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お見せください」の表現方法に注意するべきです。
これは「見せてください」に言い換えて使用できます。
また、「お見せいただきたい」のように、謙譲語に言い換えるような手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お見せください」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段で「お見せする」対象を述べると、自然で分かりやすい使い方になるのです。
・『できれば詳細をお見せください』
・『まずは内容をお見せください』
・『しっかりと事実をお見せください』
「お見せください」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お見せください」の類似表現
これの類似表現として、「見せてください」が挙げられます。
「お見せください」と「見せてください」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お見せください」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お見せいただきたい」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は「いただく」を使った謙譲表現になるのです。
まとめ
このように、見せてほしいということを尊敬語で言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
