この記事では「ご寄稿をお願いしたく」について解説をします。
「ご寄稿をお願いしたく」とは?意味
原稿の執筆をお願いしたく、という意味です。
「ご寄稿」は「寄稿」に「ご」をつけて、敬意を表す表現にしたものです。
「寄稿」には、依頼を受けて、新聞や雑誌などに文章を書いて送ることという意味があります。
「ご」は、他人の行為を表す語や持ち物を表す語について、その人に対して尊敬の意を表すものです。
また、相手に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ人に対する敬意を表すものでもあります。
「お願い」は、それが実現するように求めるという意味です。
「したく」の「し」は動作や行為を行うという意味の「する」、「たく」は話し手の希望を表す語です。
「ご寄稿をお願いしたく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、新聞や雑誌に掲載する文章の執筆を依頼するときに用います。
文章を書くのは聞き手で、相手を敬うために「ご寄稿」と表現をしています。
「ご寄稿」は「原稿の執筆」と表現を変えることもできます。
「たく」の後には、お願いをするためにどうしたのかを表す言葉が続きます。
たとえば、「メールをいたしました」「ご連絡いたしました」といった言葉です。
「たく」で言葉を切ることはありません。
人にものを頼むので、「たく」の後には丁寧な言葉を続けます。
依頼をするときに人を見下すような言葉遣いをしていては、こちらの望む通りはしてくれないことでしょう。
相手を不快にさせないような言葉遣いをするように配慮が必要です。
原稿を書いてもらうことをお願いする際には、どのような内容について書いてもらうのか、文章は何文字程度なのか、報酬はいくらなのかも伝えるようにします。
こういったことがわからないと、依頼を受ける・受けないの判断ができません。
「ご寄稿をお願いしたく」を使った例文
・『ご寄稿をお願いしたく、ご連絡をいたしました』
「ご寄稿をお願いしたく」の返答や返信例
原稿の執筆の依頼を受けるのか、受けないのかの返事をします。
どのような内容の文書を書くのか、何文字程度なのかも伝えられているはずなので、それを考慮して依頼を受ける、受けないを判断するとよいでしょう。
依頼の内容でわからないことがあったなら、相手に質問をしてください。
また、執筆の依頼をしてくれたことに対して、お礼を伝えることを忘れないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、新聞や雑誌などに掲載する文章の執筆を依頼するときに用いるものです。
お願いをするので、丁寧な言葉を使うようにします。
また、依頼の際には、書いてもらいたい内容、書いてもらう文章量などを伝えることも忘れないようにしてください。