「順調に進んでいます」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「順調に進んでいます」とは?
はじめに「順調に進んでいます」の意味を解説していきます。
この言葉を使用する場面は、進捗を尋ねられた場合と言えるでしょう。
「状況はどうか」や「問題はないか」との問いかけに対して、「順調に進んでいます」と答えるのです。
しかし、この言葉が意味することは、非常に抽象的です。
「予定と実績の差はゼロです」という回答に比べれば、非常にあいまいな表現になっているのです。
「順調に進んでいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「順調に進んでいます」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが上司から進捗を尋ねられたとします。
そして、進捗の状況は問題ありませんでした。
このような場合には、素直に「順調に進んでいます」と回答するとよいでしょう。
また、加えて述べるのであれば、今後の見通しやリスクについても言及すると、さらによい回答になるはずです。
たとえば「今は順調ですが、〇〇にリスクがあるてめ、継続的に監視します」などです。
このような情報が加わると、しっかり状況を把握しているように聞こえるのです。
それは「順調です」と答えた事に対する、信頼にもつながるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、曖昧に報告できることです。
あとになってから、「予想していませんでした」や「順調だと思ってました」という言葉はよく聞くものです。
「順調」と判断する基準については、聞く側も答える側も、認識齟齬がないようにしておく必要があるのです。
「順調に進んでいます」を使った例文
ここでは「順調に進んでいます」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、単独でも使用できますし、冒頭に説明を加える使い方も可能です。
・『順調に進んでいます』
・『その件であれば、順調に進んでいます』
・『進捗は順調に進んでいます』
「順調に進んでいます」の類語や敬語での言いかえ
それでは「順調に進んでいます」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「順調に進んでいます」の類似表現
まず「順調に進んでいます」の類似表現について解説します。
「順調に」は「差支えなく」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「順調に進んでいます」の敬語表現
つぎに「順調に進んでいます」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「順調に進んでおります」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「順調に進んでいます」は、相手に状況を伝えるための便利な言葉です。
しかし、曖昧な表現でもあるため、双方の認識齟齬が発生しないように注意が必要な言葉でもあるのです。