「初心にもどって」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「初心にもどって」とは?
はじめに「初心にもどって」の意味を解説していきます。
「初心」は「しょしん」と読み、「最初のときのような純粋な気持ち」を意味する言葉です。
この言葉は、自分が素直な心持で何かに向かうことを、自分で表す場合に使用されます。
ビジネスでは、部門異動や役割変更などの場合に使える、便利なフレーズとしてしられています。
自分たちの集団の外から来た人に対して、通常の反応としては警戒心を持ちます。
この警戒心をやわらげるために「初心にもどって」という言葉を使用できるのです。
むこともあるでしょう。
「初心にもどって」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「初心にもどって」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが異動になったとします。
新しい部署の人たちに挨拶することになりました。
このような場合には、「初心にもどって、精一杯頑張りたいと思います」と述べるとよいでしょう。
このように表現することで、素直な気持ちで仕事に取り組むと宣言しているのと同じ効果があるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、若い人は使いにくいということです。
ベテランの人ほど、「初心に戻る」の意味は重くなっていきます。
そのため若すぎる新人が使ったりすると、「お前は今でも初心だろう」となってしまうのです。
自分がことの言葉を使うに値するかは、しっかり確認するのがよいでしょう。
「初心にもどって」を使った例文
ここでは「初心にもどって」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、「頑張ります」を意味する言葉とセットで使用するとよいでしょう。
状況に応じて様々な選択肢があるので、柔軟に使いこなすことをおすすめします。
・『初心にもどって、精一杯頑張ります』
・『初心にもどって、全力で取り組む所存です』
・『初心にもどって、精進したいと考えます』
「初心にもどって」の類語や敬語での言いかえ
それでは「初心にもどって」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「初心にもどって」の類似表現
まず「初心にもどって」の類似表現について解説します。
「初心にもどって」は「初心に返り」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「初心にもどって」の敬語表現
つぎに「初心にもどって」を敬語表現で言い換えるのは困難です。
敬語にする場合は、続く言葉で表現する方法をとるとよいでしょう。
たとえば「初心にもどって、取り組む所存でございます」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「初心にもどって」は、素直な姿勢で取り組む様子を表現できるフレーズです。
ちーうが変わった場合などで使用できる言葉なので、覚えておくと便利に使えることでしょう。