この記事では「事足りますでしょうか」という言葉について説明していきます。
「事足りますでしょうか」とは?
十分に用が果たせるか、不足しないで済むかという意味の敬語ですが、「事足りますでしょうか」自体は二重敬語になっていて「ますでしょうか」が「ます」と「です」が使われている点で問題になります。
「事足りますか」「事足りるでしょうか」などが「事足りる」という言葉が入り、敬語として言いかえとして使うことが出来る言葉です。
「事足りますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
事足りますでしょうか自体は二重敬語で使うべきではない言葉です。
使うシーンとしては物資を運んだ場合や、自分でその役割が大丈夫なのかと問う場合などいくつかあり、人でも物でも使うことはできます。
前述の通り「事足りますか」「事足りるでしょうか」で言いかえるのがベターでしょう。
文章でも使うことはありますが、その場の状況で使うことも多いと言えます。
「事足りますでしょうか」の言いかえ「事足りますか」を使った例文
・『コップの数はこれで事足りますか?』
パーティーなどにおいてコップを用意するという場合での使い方です。
配布するチラシの枚数などに置き換えることも可能です。
・『自分でこの仕事は事足りますか?』
新たな役割を与えられた際のへ返答としての使い方ですが、やや自信がないと受け取られる部分もあります。
・『このスペースで事足りますか』
なにか催しをする際に使う場所の選定での例文です。
この時点では書面で見ていることも考えられます。
「事足りますか」の類語や敬語での言いかえ
物の数量では「足りますか」で言いかえられるケースもあります。
「十分でしょうか」も数量に使え、「大丈夫でしょうか」では数量や自分の役割と力量の関係で使えます。
「事足りますか」の類似表現
「満足に行きますか」という言葉も遠くはなく、必要な機器を探す際などに候補の物に対して使うことは可能です。
数量に関しても使えないことはないでしょう。
「まだ必要ですか」という言葉も質問意図としては類語と言えます。
「事足りますか」の敬語表現
「事足るでしょうか」の方がやや丁寧とも言えますが言葉自体に差はなく、どちらも敬語として使うことができます。
「事足りますか」の返答や返信例
「十分である」という意図を返す、まだ足りないという意図を返す二つが数量に対する答えで、自分の役割に対しては、基本的に選んだ人に近い側が返答するため、自信を持ってやってほしいという意図を伝えると良いでしょう。
まとめ
事足りますでしょうかという言葉は、事足りますか、または事足るでしょうかと言いかえをするのがベターです。
足りますかで言いかえることが可能なケースもあります。