みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「とても有意義な時間を過ごすことができました」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「とても有意義な時間を過ごすことができました」とは?
「有意義」は、「意味や価値がある」という意味の言葉で、「とても有意義」という表現によって「非常に価値が高い様子」が言い表されています。
「意義」には「言葉によって表される意味」というニュアンスがあり、「意義」が「有る」という成り立ちとなっています。
「時間を過ごすことができました」には、「ある一定の時間の経過」が表現されており、「できました」は「よい結果が得られた」と解釈できます。
つまり、「とても有意義な時間を過ごすことができました」は、重要な意味や価値が感じられる時間を過ごすことができたことを、相手に伝えた言葉と言えます。
「とても有意義な時間を過ごすことができました」の使い方や注意点
ビジネスシーンにおいて「有意義な時間」を得るためには、相手の理解と協力が必要となります。
例えば、問題解決への取り組み、重要な判断が必要な会議や協議、アイデア出しや意見交換、ブレインストーミングなどの場面で、仕事や業務を効率よく進めていくことが出来た状況や、個人的なスキルアップに繋がる取り組みが行えた場合に、「とても有意義な時間を過ごすことができました」と表現することができるわけです。
この言葉の注意点としては、長い言い回しにも関わらず、自分の都合にしか触れていないことが挙げられます。
相手への敬意や感謝などを意味する言葉が、一切含まれていないということです。
言い換えや敬語表現を工夫することで、相手の立場や状況にも配慮した言葉として伝えられるはずです。
「とても有意義な時間を過ごすことができました」の言い換え
・『有意義な時間を頂戴し深く感謝申し上げます』
・『お忙しいところ貴重な時間を頂戴し誠にありがとうございました』
・『大切なお時間をいただき、誠にありがとうございます』
・『大変貴重なお時間をいただき深く感謝しております』
・『貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございます』
自分が有意義な時間を過ごすために、相手は貴重な時間を割いていることを忘れてはいけません。
時間の価値は計り知れないものであるため、相手への敬意と感謝を伝えない手はありません。
まとめ
いかがでしたか。
「とても有意義な時間を過ごすことができました」は、自分のためになった時間であったことを伝えた言葉です。
それは、何をおいても相手の理解と協力のおかげであるため、相手への敬意と感謝を伝える努力と姿勢は必須といえます。