「貴重な時間を過ごさせていただきました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「貴重な時間を過ごさせていただきました」とは?
これは、有意義で価値のある時間を過ごした場合に使用される言葉です。
「貴重」とは「稀で価値があること」を意味します。
これを「貴重な時間を過ごす」とすれば、過ごした時間が有意義で価値のあるものだったことを表現できるのです。
また、「過ごさせていただく」は、「過ごさせてもらう」を謙譲語にしたものです。
そして「させてもらう」は、相手の恩恵により行動できる様子を言い表すための言葉になっています。
なお、ここでは語尾に丁寧語の「ます」を加えて、更に過去形に言い換えています。
これらのことから、この言葉が有意義で価値のある時間を過ごした場合に使用されるものであると分かるのです。
「貴重な時間を過ごさせていただきました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある研修に参加したとします。
そしてその研修では、大変価値のある知識や経験を得る事ができたのでした。
このような状況で、「この度の研修では、貴重な時間を過ごさせていただきました」と言うとよいでしょう。
これによって、価値ある時間を過ごせたことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「貴重な時間」の表現方法に注意するべきです。
これは「価値ある時間」、もしくは「有意義な時間」などで代替可能です。
同じような意味でも、少し印象の違う表現として活用できます。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「貴重な時間を過ごさせていただきました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に加える言葉を工夫すると、印象の違う表現を作り出せるのです。
・『本日は、貴重な時間を過ごさせていただきました』
・『この研修では、貴重な時間を過ごさせていただきました』
・『今回の出張を通じて、貴重な時間を過ごさせていただきました』
「貴重な時間を過ごさせていただきました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「貴重な時間を過ごさせていただきました」の類似表現
これの類似表現として、「価値ある時間を過ごさせていただきました」が挙げられます。
「貴重な」と「価値ある」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「貴重な時間を過ごさせていただきました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「貴重な時間を過ごさせてもらいました」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、有意義で価値のある時間を過ごした場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。