「今後に活かしていくつもりでございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今後に活かしていくつもりでございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「今後に活かしていくつもりでございます」について解説をします。

「今後に活かしていくつもりでございます」とは?意味

これから先、役立てていく考えでいる、という意味です。

「活かし」「活かす」のことで、役に立つように使う、活用するという意味があります。

「素材を活かす」のような物を有効に使うことも、「経験を活かす」のような物以外を有効に使うこともいいます。

「つもり」は前もって考えているという意味です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語です。

「今後に活かしていくつもりでございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が何かを有効に使う考えであることを他人に伝えるときに用います。

転職をすることになったAさんについてで説明をします。

AさんはこれまでB社で働いてきて、さまざまな経験をしました。

その経験はAさんにとって大切なものです。

これまでB社で働いてきたことは無駄ではなく、そこで得た知識や技術はAさんのこれからの人生に使っていくことができます。

得た知識や技術は転職先でも役に立ちます。

Aさんが会社を去るときに、これまで一緒に働いてきた部署の人たちにあいさつをすることになりました。

そのあいさつの中でAさんがこのような言葉を使用します。

「つもり」「そういう考えだ」という意味で、「そうします」という意味ではありません。

「今後に活かしてまいります」とすると「そうします」という意味になります。

「つもり」では、それをするのか、しないのかはっきりしません。

何かをするとはっきり伝えるならば、「つもり」ではなく「〜いたします」などとした方がよいでしょう。


「今後に活かしていくつもりでございます」を使った例文

・『これまで経験した事柄を今後に活かしていくつもりでございます』

「今後に活かしていくつもりでございます」の返答や返信例

この言葉を使っている人が転職や異動をするならば、これからのことを応援するとよいでしょう。

別の場所に行っても頑張って欲しいという意味を込めて、前向きな言葉を伝えるようにします。

これまでの思い出を語るのもよいでしょう。

一緒に働いてきて思い出があると思います。

別れは寂しいものですが、これまでの楽しかった事柄を思い出せば、寂しさも少しはまぎれるはです。

セミナーなどを受けて、そこで得た知識や技術を活かすという場面でも、これからのことを応援するとよいでしょう。

得た知識などを十分に使ってくれると期待できます。

まとめ

この言葉は、話し手が何かを有効に使いたい気持ちを持っていることを表しています。

これまでに得た知識や技術を今後の活動に使っていきたいときに用います。