この記事では「今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします」について解説をします。
「今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします」とは?意味
これからも私が属する会社のサービスを使ってください、という意味です。
「弊社」は自分が属する会社をへりくだっていう語です。
「ご利用」は「利用」をその行為をする人に敬意を表す形にしています。
他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人へ敬意を示す表現になります。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「ますよう」の「よう」は命令の意を穏やかに伝える語です。
「お願いいたし」の「いたし」は「する」の謙譲語になります。
「今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、問い合わせをもらったときや、お知らせをしたときなどに、締めくくりの言葉として用います。
たとえば、製品の使い方について問い合わせをもらったとします。
説明書を読んでも客は使い方がわからず、困ってメールで問い合わせをしてきました。
それを受けた側はメールで回答をしました。
その回答メールの最後でこの言葉を使用します。
謝罪のときには用いないことが望ましいです。
相手に不都合な事態を与えてしまったときには、「すまない」という気持ちを伝えることが重要です。
この言葉を伝えてしまうと、「すまない」という気持ちが伝わりにくくなります。
自分の都合を優先させているように感じられてしまうのです。
「今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします」を使った例文
・『○○の取り組みを行ってまいります。今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします』
「今後も弊社サービスをご利用いただけますようお願いいたします」の返答や返信例
多くの人に向かってお知らせの形で伝えているときは、返答をする必要はありません。
知らせているその事柄について理解しておくとよいでしょう。
問い合わせへの回答でこの言葉をもらった場合は、返答をするときと、しないときがあります。
回答をもらって理解できたなら、自分が客の立場のときは返答しなくてもよいです。
何か言葉を返すならば、回答してくれたことへお礼を伝えるとよいでしょう。
まだ疑問点が残っているようならば、再度問い合わせをしてみてください。
まとめ
この言葉は、話し手が属する会社のサービスをこれからも使って欲しい気持ちを表しています。
お知らせや問い合わせへの回答の最後に使うことが多いです。
謝罪の際には使わない方が望ましいことを覚えておいてください。